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学園の原点を思って……

2016年10月21日(金)21:04

10月21日は本校の創立者である二コラ・バレ神父様がお生まれになった日。生徒は自宅学習日としてお休みです。

教職員は創立者記念日式典と研修会を通して、学園の原点であるバレ神父様の御心に寄り添う、大切な時間を過ごした1日となりました。

麻生理事長からは、いま日本がおかれている厳しい現状や、雙葉が目指す「グローバルシティズン」についてのお話がありました。与えられた一度きりの人生を、感謝と真心をもって明るく生き、素晴らしい学校をつくっていこうという、力強いメッセージ。より一層頑張ろうという気持ちがわいてきました!


また、海外研修やSGHの鎌倉研修などの報告会もありました。雙葉が目指しているのは「グローバルシティズンによるグローバルシティズンの育成」。アメリカ、イギリス、フィンランド、トンガ、中国と、たくさんの国々の報告に、みんな興味津々!研修で生徒たちが多くの学びをしてきたと実感でき、何よりうれしかったです。

そして、午後は講演が大人気であるという晴佐久神父様のご講話を聞くことができました。そのお話の中で何度も出てきた、「純粋贈与」という言葉が印象に残りました。「交換」ではなく、ただひたすら純粋に無私に与えるということ。
「ただで受けたのだから、ただで返しなさい」と聖書にあるように。

「徳においては純真に」という、純粋な気持ちで徳を行うという私たちの校訓の一部。毎日唱えているこの言葉が、子どもと接するわたしたち教師や、子どもを育てていく人々に必要な姿なのだと、熱い思いがこみ上げました。