• 2017年12月の記事

2017年12月の記事

【SGH研修・課外活動】高1、高2、台湾研修

2017年12月28日(木)10:30

12/24から12/27まで高校1年生5名と2年生5名の計10名で台湾研修に行きました。
最初はフィールドワークということで、国立故宮博物館や忠烈祠で台湾の文化や歴史を学びました。次に北投にある温泉旅館『加賀屋』さんに企業訪問し、そこで働いている方の実際に体験されたことなどを直接聞くこともできました。


   


研修では、新北私立中和高校にも訪問し、現地の学生からプログラミングを教えてもらい、電子基板で動く車を製作する経験もできました。センサーがついていて、壁を察知して自動で障害を避けて走行できる車です。また、その日の活動写真を使い、動画も作りました。
東呉大学の訪問では、大学生と交流しました。最初に寮の設備、専門書から娯楽設備まである図書館などを見学させていただきました。その後、英語で講義を受けました。言語による言葉のキャッチボールの相違点や、日本での英語の学びなど、様々なことを教えて頂きました。大学での学び、将来に対する考え方、台湾の文化なども大学生から教えていただくこともできました。




 





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【高II SGH:国際教養】〜英語プレゼンテーション〜

2017年12月16日(土)13:19

英語エッセイプロジェクト最終日で「もしあなたが福岡の市長だったら福岡市のグローバル化のためにどのようなことをしますか?」というテーマについてグループプレゼンテーションを行いました。

 

神戸大学の保田先生と審査員として九州大学SCIKyuのメンバー6名に来ていただきました。英語力向上のためのソーシャルメディアを使った交流サービスや福岡の企業がサポートする留学する人のための奨学金制度などが発表されました。他にも田舎で留学生が勉強し、地元の人と関わりながら日本文化などに触れられるコミュニティ作りなど発表され、市長として福岡をどのようにグローバル化するかについての様々なアイデアが出てきました。また日本の若い人の政治への関心が低いことを課題としてあげるチームもありました。
留学生からはアクティブラーニングの意味、ソーシャルメディアを使うことで起こることの影響、日本人の英語を話すときの姿勢、どのように教育システムを変えるのかなどについて様々な質問やフィードバックがありました。そして最後に保田先生から総評をいただいて授業は終わりました。




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【高I SGH:国際教養】〜学ぶ意味 私にとっての英語と異文化理解〜

2017年12月16日(土)13:16

神戸大学の保田先生の講義です。
まず、神戸大学で保田先生が研究や留学経験など、自己紹介をされました。保田先生がどんな英語の学習をされてきたのかも話されました。同じ英語教育を受けている人でも成長度合いが違うことに興味を持ち、研究をしたいと思われたそうです。


 

保田先生の自己紹介の後は「言葉を習得するとはどういうことか」についての授業でした。「英語がペラペラになりたいとはどういうことか?」という話から始まり、プロポーズや推薦状の執筆依頼をするときの表現などから英語を習得するには何が必要なのかを考えました。そこから「文法の知識」「談話能力」「社会言語学的能力」「方略的能力」の4つが必要だと説明いただきました。次に日本人大学生が発話した英語にどんな誤りがあるかを考えるクイズでした。そのクイズから母語の知識が英語習得に影響をしている一つだと教えていただきました。そして日本語と英語の違いについて考えました。「日本人は視覚的に形を見て、それから意味を連想する能力が高いと言われている」「英語圏の人は音と意味の繋がりが強い」と言われていると教えていただきました。また、「日本語は母音で終わり、英語は子音で終わる」や「日本語の高低アクセント」などクイズを通して日本語と英語の違いをいくつか説明いただきました。その後は日本語で使う「げらげら」「ごろごろ」などオノマトペを英語でどう表現をするか考えました。最後に英語的な感覚を磨くために、本や映画など大量のインプットを浴びて、適度なアプトプットでペラペラになるとアドバイスをされて授業は終わりました。



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【高II SGH:国際教養】〜英語エッセイコンサルティング〜

2017年12月02日(土)12:36

授業では九州大学の留学生に学校に来ていただき、生徒が書いたエッセイについてアドバイスをいただきました。テーマは「もしあなたが福岡市の市長だったら福岡市のグローバル化のためにどのようなことをしますか?」です。



留学生はエッセイを読みながら「これはどういうこと?」「これはこういう意味?」などの質問をして、各生徒の自分のエッセイに込めたアイデアや根拠を一つ一つ確認していました。また、文法についても細かくアドバイスをいただきました。「例えば〜と言うと〜も含まれるよ」「この段落とこの段落を説明してくれる?」など留学生は生徒が伝えたいことや生徒が持っている意見を質問したり確認したりして生徒のエッセイを整理していました。「こう書くのはどうか?」など、生徒の意見を確認しながら提案もしていただきました。

 

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【高I SGH:総合学習】デザイン思考 〜投票率を上げるには〜

2017年12月02日(土)10:38

前回に引き続き「選挙」をテーマにした授業です。まず、久保山先生から今回の授業の趣旨の説明です。「投票率が上がることで実現する未来」を考えていきます。課題を考えていく上で、現状だけを考えてしまうと沢山の課題が出てきてしまい、向かう方向がわからない。だからこそ実現したい未来を描いて、そこを目指す上で現状を考えることを説明いただきました。

  

また、USBなどを作られた濱口秀司さんのアイデアを出す時の考え方を例に出して、一人で考える時間を持ってからチームで考える方法の大切さを教えていただきました。そこで個人思考→共有→個人思考→グループ思考という流れで「若年層にとっての選挙はどんなもの?どう捉えている?低い投票率は何が引き起こしている?」について考えていきます。付箋に自分の考えを出し、その後グループで考えを共有しました。「選挙についてよく知らない」「義務だと感じている」などの意見が出ていました。そこで久保山先生が「言葉」に囚われず、「その言葉がどこから来ているのか?」が大事だとアドバイスされました。それを見つけ出すために出ている情報をより詳しく更新してみたり、他の人の意見を参考に違う視点を書き足してみました。そして意見を「無関心」などの小見出しでまとめ、さらにそれはどういうことかを詳しく書き留めていきました。



課題を考えた後は、今度は実現したい未来を描いていく作業でした。「若年層の投票率を上げる」だけを考えることではなく、「未来がどうなるのか?」を描いていきました。未来も課題の時と同じように個人思考→共有→個人思考→グループ思考という流れです。実現したい未来をさらに深めるために個人思考とグループ思考を繰り返しました。抽象的な言葉をより具体的に書くようにとアドバイスをいただきました。例えば「経済が活性化」とはどういうこと?と考えていくことです。未来が出た後は実現したい未来を書き出しチーム作りをして授業は終了です。


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