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【SGHブログ:国際教養】JICAについて学びました!

2015年12月26日(土)14:29

12月21日(月)の国際教養の時間は、九州大学の永石雅史先生によるJICAについての授業です。

「世界がもし100人の村だったら」という本、生徒たちもよく知っています。





この本には、世界を100人の村と仮定した時の性別などの属性や経済状況などを表す統計がかかれています。

男性は何人?
女性は何人?
子供は何人?
栄養が足りてない人は何人?
死にそうな人は何人?
きれいで安全な水を飲めない人は何人?
大学の教育を受けているのは何人?・・・など。


実際に何%の人が教育を受けられず、きれいな水を飲めず、栄養が十分でないか。
100人の縮図にすることで具体的にイメージがわき、その数字に改めて驚きました。



生徒たちは、世界の危機的状況を目の当たりにした気分になりました。

その後、飢餓や安全な水へアクセス可能な状態の定義、主要国と都道府県のGDP(国内総生産)の規模などの説明をしてくださいました。

ODA(政府開発援助)の説明があり、援助にも無償資金協力、技術協力、有償資金協力など種類があること、発展途上国は147カ国あること、貧困率やミレニアム開発目標(国連が定める国際社会の目標)も教えていただきました。




支援があることを知った上で、
「なぜ日本は発展途上国を支援するのか?」というお話に。

地球規模の問題に取り組むことは国際社会の一員として重要であること、また海外からの輸入で日本の生活が成り立っていること、支援が国益に繋がること、戦後の復興においては海外からの支援を多く受けたこと・・・。
外交の面だけではなく、地球社会の構成員として貢献することの意義など、永石先生は語ってくださいます。


 


その後、学校や井戸の建設など具体的なJICAの活動内容や、技術協力やボランティア派遣、拠点数、実績のお話をひととおりしてくださり、最後に「貧困とはなんでしょう」と問いかけます。

「貧困」という言葉から連想しがちなのは、お金のこと。
しかし、

・食べる物が十分にない
・健康な生活
を送れない
・ホームレス
・教育を受けられない
・仕事がない
・安心して暮らせない
・飲み水がない
・自分の意思を伝えることができない

これらも全て「貧困」だと。




JICAの活動や青年海外協力隊に関心の高い生徒も多く、多くの質問が出ました。

「発展途上国を支援する理由として一番重要なことはなんでしょう」
「安全な水のアクセスを支援する具体的な方法とは」
「途上国の人を日本に呼んで研修する時はどのようなことをするのか」
「発展途上国が将来先進国になる可能性は?」




先生は一つひとつ丁寧に答えて下さり、
途上国に自分の足で赴くことで、貧困のことや世界の状況を「体感する」ことも大事であると言われました。
やはり百聞は一見に如かず、自分の目で見て、肌で感じることが国際理解の一歩なのですね。










【SGHブログ:総合学習】デザインしたノートについてプレゼンしました!

2015年12月25日(金)14:27

12月19日(土)3・4限の総合学習の様子をお伝えします。

この日は九州大学大橋キャンパスへ出かけて、以前九州大学の秋田先生に学んだ「ノートのデザイン」のつづき。


 

ノートのユーザーを深く知ることで、ユーザーが感じている「ノートに対する課題」や「潜在的なニーズ」を発見し、ノートの新たな使い方やノートの新たな価値や工夫をデザインする方法を学ぶことが目的です。

そし、クイック&ダーティーによって作られた試作品(プロトタイプ)をこの日は持ち寄り、発表しあいます。

グループのなかにいる「エクストリームユーザー(極端な特徴や思いを持ったユーザー)」から多くのヒントも得て、多くの人に使える要素を考え、盛り込んだようです。


 

秋田先生のプロトタイプの例もいくつか見せていただけました!
こうやって新たなデザインを生み出すのですね。生徒たちは興味津々。


 

いきなりプレゼンに移るのではなく、まずはアイスブレイク。
グループ全員で、声を出さずに一つの身近な機械を表現します。

 

制限時間3分でいそいで打ち合わせ!
「他のグループとかぶらない機械にしよう♪」



さて、何の機械を表現しているでしょう??

 

これは・・・カッティングマシン!これは・・冷蔵庫???洗濯機???
とても短い時間だったのに、みんな上手に打ち合わせして息のあったジェスチャーでした!

 

緊張がほぐれたところで、いよいよプレゼンテーションの時間。
各グループ3分の発表と、質問・応答の時間が3分です。タイムキーパーが時間をはかっているのですが、この「時間内に言いたいことをおさめるのがまた難しい!」のだそう。

 

↑最後の確認の時間を頂きました。


 

 

毎日使っているノートだからこそ、「こんな機能があれば、エクストリームユーザーにとってもうれしいはず!」という楽しい提案や
「そんなのあったらほしい!」と思わず声があがるような試作品も。

 

収納ポケットやふせんを内蔵させる、イラストを多く書くユーザーのために限りなく薄い罫線を採用する、ノートを忘れてしまうユーザーのために右側のページがどれも切り取り式になっている・・・などなど、書ききれないほど。
ノートのネーミングもとっても個性的で、おもしろいものばかりでした!

 

 

グループの発表が終わるごとに活発な意見交換が行われます。
「その機能はすごい画期的!そんなノートがあったら買いたい!」
「その色分けはなぜ?」

 

 

↑スワヒリ語と「ルーズリーフ」を掛け合わせたノートの名前だそう。

まだまだ粗削りの試作品ばかりですが、いくつかご紹介します。

 

 

彼女たちとしては、試作だけどもうちょっときれいに作り上げたいようです。仕上がったらどこかの機会で展示したいと思います。
身近な課題に対して実際に手を動かしながら、デザイン思考を学んでいるGCコースの生徒たちでした!


【SGHブログ:横浜研修】FabLearnAsiaにてワークショップを運営しました!

2015年12月24日(木)08:27

12月13日(日)FabLearnAsia DAY2の様子をお伝えします。

いよいよワークショップ組の出番がやってきました。
朝早くから最終確認と準備をして会場入り。昨夜もFabDinnerPartyの開始ぎりぎりまで念入りにリハーサルしていましたね。

 

ワークショップは午後から。
会場の前には看板が出ていました!
ネットで事前申し込みをしてくださっている参加者さまが来る前に・・円陣を組んで気合いを入れています。ワークショップ組で二重の円陣。

 

準備していたPCとWiFiの環境などを考慮して、ぎりぎりの参加者でストップ!
事前にチケットを申し込んでくださっていた方も、当日飛び込みの方にも、前日のPartyやほかの団体さんのワークショップで知り合った方にも来ていただきました。


 

タブレットとカッティングマシンを使いながら実演!3分クッキング風なんだそうです。

  ← 先生役と生徒役で寸劇も披露!

今回本校のワークショップのテーマは、「もしもJKがものづくりを始めたら」。
自分たちが「かわいい!」「ほしい!」を原動力にし、また最優先にして取り組んでいるデジタルものづくりについて、「これから始めたいな」、と考えている方々に提案するというもの。


 

見てお分かりの通り、教員はフォローのみで一切出てきません。
むしろ、教員は誰も一人でマシンを扱うことができません・・。生徒たちのほうがよく知っているのです。


 

 

このワークショップでは、カッティングマシンを使ってオリジナルステッカーを作ってみます。
PC上にデザインしたり、型をトレースしたり。すべて生徒が教えますよ。


 

昨日、一仕事終えたプレゼン組もお手伝いしています。外国からのお客さまの通訳や受付をしてくれていました!
ワークショップに参加できなかった方もたくさんの方が見学してくださったり、会場を覗きに来て生徒や教員に質問をしてくださったり。


 

 

PC上にデザインしていくサポートも真剣な表情でしたが、慣れてきて参加者のみなさまと会話を楽しんでいましたよ。普段のSGHの活動やデジタルものづくりへの興味について、また進路についてなど・・。

マシンは2台持ってきました!1台はFabLab太宰府さまが貸してくださいました。ありがとうございます!!

 

デザインしたシールが形になります。係の生徒がきれいに仕上げていく様子を、参加者のみなさまが興味深そうに、質問をしながら眺めているところ。

 

「刃の深さを調節しているんだね!」
「ずれないようにマスキングテープを貼る位置が重要なんだよね。とても慣れてるね〜!」
「デザインによってはシートからはがすためにコツが必要なんです!」
「でもこれなら不器用な私でも安全で簡単です!」


 

仕上がったオリジナルシールは、きれいにラッピングしてタグを付けておみやげに差し上げました^^
タグには今日の記念の日付と、SGHブログのQRコードつき!
もちろん生徒のアイデア、彼女たちの手作りです。


 

 

早くできた参加者の方々には、もう一つ別のデザインにも挑戦していただく余裕までありました!
会話も弾み、リラックスしながらサポートしている生徒たち。とってもいきいきしていました!!

 
  

せっかくオリジナルのものを作ったので、グループでシェアしましょう!
どうしてこのデザインを考えたのか、何に貼ることをイメージしたのかなど、参加者のみなさまでお互いの作品を見せ合います。


 

グループの中の代表者がみんなの前で発表してくださいました♪
みなさん、素敵な作品と表情^^今日のワークショップに参加しての感想まで伝えてくださいました。
生徒たちはこれがとっても嬉しかったそうです!


 

 

このワークショップを通して自分たちが伝えたかったことをまとめて終了!
最後にとった質問タイムでも、たくさんの参加者のみなさまが手を挙げて質問や意見をくださり、その反応の大きさに驚きました。
生徒たち、緊張しながらもとても素直に答えていました^^




小学生から、大学で研究をされている方、市役所で地域おこしをされている方、会社を経営してある方、教員の方や大学の先生など、本当にいろんな世代の方に参加していただき、大盛況のうちにワークショップを終えることができました。
「デジタルものづくりは、年齢も性別も超えてしまうんですねえ〜」と生徒たち。

お隣りや違うお部屋ではプロの方々がものすごいワークショップを開かれているなか、女子高生が大人相手に運営するなんて・・と緊張と不安でいっぱいでした。


でも、デザイン思考とともに大切なことをたくさん学ばせていただきました。



そして何より、この出会いとつながりをこれから大事にしていきたいと思います。

ご協力くださいましたみなさま、リハーサルで参加者として協力してくれた中学3年生や先生方、参加してくださったり、お声かけしてくださったりしたみなさま、ありがとうございました!
そして何より、このような機会を与えてくださったことに大きな感謝です。

*NEWS*1月23日に九大大橋キャンパスにて行われるイベント「つくると!」にて、展示と小さなワークショップを出店することになりました!

【SGHブログ:横浜研修】FabLearnAsiaにてプレゼンを行いました!

2015年12月20日(日)20:42

12月12日(土)横浜研修2日目、FabLearnAsia2015 DAY1の様子をお伝えします!

 

受付開始とともに会場入りして、午前中の基調講演と特別講演をすべて聴くことができました。
STEM学習についてやFabを教育にどう生かすか、という指導者向け教育の最先端ともいえるFabLearn。
「教わる」立場の彼女たちにはどう響いたのでしょう。
「あ、これ知ってる!」というお話もたくさんでてきました。

 

何より、ものすごい熱気の会場と、来場者たちの熱心な様子に圧倒されつつ、
初めて体験する同時通訳に感激していた生徒たちでした!英語のお勉強にもなりました。

 




午後からは、ワークショップ組は明日の運営に備えて、他団体のワークショップを見にいくことに!
同時開催されているたくさんのワークショップの中から、レーザーカッター入門、MESH、電子手芸の3つに分かれて見学させていただきましたがどこも超満員。

 

彼女たちが最も「これが絶対かわいい!」と言って押しかけた、
乙女電芸部さんの「電子工作×手芸:ひとつのLEDから始まる物語」のワークショップには、飛び入りにも関わらず5名の生徒が参加、そのほか多くの生徒が見学させていただくことができました!

 

 
手作りアクセサリーで今大流行の「レジン」に好きな色のLED電球を埋め込んで、簡単にかわいい電球を作るワークショップです!

 

すきな型にすきなラメなどでデコレーションして・・LEDと一緒にUVライトでレジンを固めると・・簡単にできました!

 

ボタン電池をつなげたらすぐに点灯。

 

これを学校でみんなでやりたい!これなら小学生でもできる!これをクリスマスカードに合体させたら素敵!とアイデアがとまりません。

 

そして次は自分たちのPCを取り出して、アルドゥイーノで簡単プログラミング。

 

秋にアルドゥイーノを使った電子手芸とLEDのプログラミングを経験済みなので、ちょっと得意気でした^^
作ったLEDを1枚の画用紙を使ってストーリーにしてまとめ、参加者みんなでシェアします。生徒たちも発表しました!

 

 

 

たくさん楽しませていただき、多くのヒントをいただいたすてきなワークショップでした!
乙女電芸部さんありがとうございました^^

 

MESHのワークショップに参加して2人は、音や動き、光などに反応し、録っておいた自分たちの音声を発することができた!と大喜びでした。

 

夕方の実践校プレゼンテーションでは、いよいよプレゼン組の出番!


 

 

6人の生徒と教員による英語でのプレゼンテーション、がんばって準備したかいがあり聴衆のみなさまもあたたかく聞いてくださいました!

 

この1年の活動についてしっかり発表することができました。

 



現在慶應義塾大学SFCに通っている本校の卒業生も応援にかけつけてくれました!

DAY1の最後はFab Dinner Party!
生徒たちははじめての立食パーティに参加しました。

 

「今日のプレゼンの感想を聞かせてください!」と食べ物を交換しながら自分で話しかけたり、
「明日のワークショップにぜひ参加してください!」と宣伝して回ったり。

 

実行委員のFabLab鎌倉代表 渡辺ゆうかさんや慶應義塾大学の田中先生ともお話しすることができました。

 

 

他にも全国の大学の先生方や学生さん、また企業様から声をかけていただき、たくさんの方と出会うことができました。

 

100円ショップのザルとピンポン玉にLEDを光らせてヘルメットを作ってるそうです!
FabLab関内の中も案内していただきました。

 

どこのFabLabに行っても生徒たちは「かわいい!」しか言いません・・。
が、ここではFabマシンのメーカーさんも多くいらっしゃり、「次はこの機械を使ってみたいです!」と大はしゃぎでした。
かわいいものが作れるなら、機械操作も苦に感じないんですね〜!



今度は自分たちで名刺を作って参加したい!とやる気満々の彼女たちでした。
以上、DAY1の様子でした。

【SGHブログ:横浜研修】会場でリハーサルをさせて頂きました!

2015年12月11日(金)23:17

12月11日(金)の午後、GCコースの生徒のうち18名が横浜に到着しました!
明日から2日間、横浜開港記念会館にて行われるデジタルものづくりやSTEM教育の国際的な会議「FabLearn(ファブラーン)Asia2015」に招待していただいているのです。

明日12日(土)の午後からは、本校のSGHデザイン思考の授業実践について生徒プレゼンテーション(All Englishです)を行います。
13日(日)はなんと専用ブースを設けていただいて生徒たちがワークショップを運営いたします。

 

天気が荒れており飛行機はかなり遅れての到着となってしまったものの、着いてみれば東京・横浜は気温22℃を超える快晴!
上着を脱いで横浜の街を散策しながら会場の下見へ向かいます。
会場の横浜開港記念会館はみなとみらいのすぐ近くです。

 

横浜の異国情緒あふれる雰囲気を感じることができました^^
生徒たちは「街がきれい!」と言っていました。

会場に着くと、夏の研修でお世話になったFabLab鎌倉のみなさまが搬入などの準備にお忙しいなか、わたしたちを迎えてくださいました!
ワークショップ組とプレゼン組に分かれてそれぞれ下見と準備。

 

「もしもJKがものづくりをはじめたら」というタイトルで、カッティングマシンを使ったワークショップを運営します。
女子高生などのデジタルものづくりにはまだ抵抗のある人でも簡単に、かわいいものを好きなようにデザインすることができる!そんな授業の提案です。
すでに多くのチケットが購入されているとのこと!!嬉しいことです。

 



FabLearnAsia2015の1DAYまたは2DAYチケットを購入の方は無料で参加することができます♪
詳しくはHPをご確認ください。

http://www.fablearnasia.org/
HPのトップには生徒たちの写真も出てきます^^




次はプレゼン組。生徒6人と教員1名でがんばります!

 

実際にステージでリハーサルさせていただけて本当にありがたいですね。
明日はとても緊張する〜!とのこと、うまくいきますように。

彼女たちは英語でのプレゼンですが、当日は日英の同時通訳が入るそうです。多くの特別講演や基調講演、ほかのワークショップも生徒たちは楽しみにしています。


 

結局ワークショップ組は21時前まで準備をしていました!
ものすごい集中力です・・。
帰りに中華街へ寄って夕食を囲みました!

 

本番まで十分な準備期間が確保できない中、学校内では先生方や中学生を対象にワークショップのリハーサルに付き合っていただき、
また九州大学やFabLab太宰府など校外の多くのみなさまのご支援・ご協力をいただいてきました。

明日も楽しみながら、学んできます!





【SGHブログ:総合学習】ノートのデザインにチャレンジしました!

2015年11月09日(月)10:29

11月7日(土)3・4限の総合学習は、九州大学の秋田先生にお越しいただきました。

 

文具や教育家具のデザインをされていた秋田先生に、「多くの人に使いやすいものをデザインする」ことや、「誰かのためになるものをデザインする」ことについて教えていただきました。



生徒たちにとって必需品の「キャンパスノート」がどのようにデザインされているのか、最初に説明してくださいました。普段何気なく使っているシンプルなノートですが、背表紙や罫線など細かいところまでユーザーの目線で考えてデザインされていることに驚いていました。

「シンプル」という究極の配慮です!

今回はマジョリティ(大多数)対象ではなく、マイノリティ(少数)対象のデザインについても考えていきます。

デザインの検討に入る前に、秋田先生からの質問。


 

与えられた1分間でセブンイレブンのマークを書く生徒たち。あれ?いつも見ているんだけどな〜。
マークを思い出そうとしてもなかなかスムーズに出てきません。




実際にシェアしてみると生徒たちの書いたマークはそれぞれ違っていて、繰り返し見ているはずのものがこんなにも思い出せないものだと実感。
答え合わせでセブンイレブンのマークがスライドに映し出された瞬間、「あっこれこれ、このマーク!」と誰もが思ったようです。


 

前に何度も見たものに、初めて見たような感覚を得る事を「ヴュジャデ」というそうで、まさに生徒全員がヴュジャデを体感した瞬間でした。

また、極端な特徴をもったユーザーを「エクストリームユーザー」と呼ぶこと、
そのエクストリームユーザーから得られた情報がマジョリティの人たちのためのデザインに役立てられること、
気づきをまとめるときは5W1H(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)で考えるとよい!などと教わり、
デザインするコツをまた増やすことができました。


 

 

そのあともいくつかグループでゲームをしてデザインについてのとらえ方を実感したところで、
いざノートのデザインに入ります。


 

毎日使っているノートについて、
.哀襦璽廚涼罎念貎優┘ストリーム
ユーザーを決める。
▲┘ストリームユーザーにインタビューする。
インタビューでの気づきをポストイットに書く。
ぬ和せ罎1人1人説明しながら気づきを置いていく。

ソ个慎い鼎をグループ分けし、グループに名前を付ける。

  

こうしてエクストリームユーザーについて知り、アイデアのヒントを見出します。
今日得られたヒントについてまとめ、発表していきました。


「なんでもノートをフル活用するユーザー」
「几帳面すぎて面倒くさいユーザー」
「ノートをとりたくてもとれないユーザー」
「数学のノートに特徴があるユーザー」
「イラストをよく描くユーザー」
の5つのエクストリームユーザーを発見することができました。


 

ノートを忘れた時用のノートを準備しているユーザー、重要度によってシャーペンの芯の太さを使い分けるユーザー、板書だけではなくイラストを書いてストーリーを作るユーザーなど各グループに独特のユーザーが存在していて、そのユーザーからどのようなノートをデザインするかのヒントが見つかったようです。

即席でまとめて発表するのも上手になりました。


 

12月の次の授業までにアイデアの試作ノートとプレゼンテーションを作成して持ち寄ることになっています。

 

高校生がデザインする高校生のためのノート。
どんなデザインアイデアが出てくるのかとても楽しみですね!!

【SGHブログ:国際教養】本間正人先生にお越しいただきました!

2015年11月03日(火)12:27

10月31日(土)3・4限の国際教養は、京都造形芸術大学教授 本間正人先生による「自分に合った英語学習法を見つけよう」の授業でした。

 

多数の著書やメディアでおなじみの本間先生。
声色やトーンを自由自在に変え、ユニークなその語り口調と魅力的な授業に、生徒たちは一気に引き込まれてしまいました!


 

日本人が日本語を話せるのはなぜか。
そして、日本人が何年間も学校で英語を習うのに、英語を話せないのはなぜなのか。



言語を習得する上で大事なポイントは「接触時間を長くすること」と「アウトプットの量を増やすこと」の2つなのだそう。

何かを習得するために必要な時間は平均2000時間といい、
日本の英語の授業が日本語によって教えられていることや、文法や文章の組み立てを完璧にしないとだめなのではないか・・・という日本人独特の考え方が「英語が話せない」につながっているといいます。

絶対的に必要だ、とおっしゃる語彙力をつけるための「2文字目しりとり」のゲーム
をみんなでやってみました。
Appleの場合、2文字目「P」から始まる単語からしりとりを行う、とてもシンプルなものです。


 

ゲーム感覚で語彙を増やしていくと、何人もで楽しみながら、ヒントを与えながら学べますね!

英語での連想ゲームもやってみました。
「マジカルバナナ」の容量で、リンゴ
➡赤➡信号と英単語をあげていきます。

 

2文字目しりとりで文字を連想し、イメージ連想ゲームで映像を頭に映し出す。
英語を学ぶ際は音声、映像、文字を使うことがとても大切だと教えていただきました。

人間の脳の仕組みとして、ゲーム中に単語を思いだすことができた嬉しさ、思い出せなかった悔しさなどの感情が、更に効果的に覚えやすくし、体験したことが強く記憶として残されるのです。
これには生徒たちも(教員も)納得!!


 

またグループになって、スーパーにある英語の食べ物をできるだけたくさんリストアップしていきます。

Chocolate, cacao, Hot chocolate, cheese, vanilla, Sandwich, ketchup, Tomato, Coffee, Hamburger, Salad...
英語で定着した食べ物が思ったより多いことに気づきましたが、
本間先生がさらに一つ一つの言葉の由来や文化的背景を一緒に説明してくださったので、より深く言語学習の面白さを実感で
きました。

 

 

生徒たちは「世界史とのかかわりもよくわかった」といいます。

質疑応答の中には、
本間先生はなぜこんなにも物知りなのか?
いつから英語に興味を持ったのか?というようなことがありましたが、先生のご回答のなかに
あった、

世の中の事は
繋がっているから、何にでも関心を持つことが大事だ
英語は楽しく学べば良い

というメッセージを生徒たちは心に刻んだようでした。


 

本間先生、お忙しいところわざわざお越しいただき、そして素敵な授業をありがとうございました!

【SGHブログ:国際教養】国連ハビタットについて学びました!

2015年11月02日(月)08:24

10月31日(土)1・2限、国際教養の授業が行われました。
国際連合人間居住計画 本部長補佐官の星野幸代さんによる国連ハビタットのお話です。


 

「ハビタット」とは具体的にどんな組織で、どんな活動をしているのか丁寧に説明してくださいました。

 

国連ハビタットの方達が働く現場として、ネパールの地震、パキスタンの地震、スリランカのスマトラ沖地震津波、ミャンマーの水害、アフガニスタン紛争災害(人的災害:戦争、内戦)などの被災現場があります。

国連という組織の役割や、国連ハビタットは災害、戦争、貧困などが
原因で、自力で住まいを得ることができない人・自力で復興ができない国の支援をしているのだと知ることができました。

 

住民が自分たちの家を作ることができるように技術を教えることや、水汲みのために学校へ通えない子どもが多くいる現状から、住まいの近くに井戸を掘ることも、ハビタットの支援活動の一つだそうです。

日本の上下水道の技術は世界でも指折りで、私たちの暮らす福岡市の企業の技術が採用され、実際に海外で多くの人の生活を支えていることも知りました。


  

 

質疑応答では今回もたくさんの生徒が手を上げていました。
法の整備とは具体的にどのようにするのか?
日本の技術を提供する場合に、現地の人の意見をどう吸い上げているか?
国連で働くためにはど
うすれば良いか?
など様々な質問が上がり、星野さんが丁寧に答えてくださいます。

将来国連で働くことを目指している生徒も多く、この講義には高校2年生も数名参加しました。


 

1年間の高校留学を終えて帰国した生徒も多い高2からは鋭い意見も出ました。
授業後に先生方に熱心に質問しています。

国際協力の仕事は国連だけではなく、様々な人や組織など関わることのできる機会は実に様々あること。
どの活動も現地の人の意見を聞きよく調査してから、どのように日本の優れた技術やものを活かすのか検討に検討を重ねているのだそうです。

今回もまた違った視点から国際理解の学びが深まりましたね。



 

この日はちょうど、福岡県私学協会の派遣でタイから短期で来ていた留学生の最終日だったので、お見送りを兼ねて記念撮影!
いつもお世話になっている九州大学の稲葉先生がタイ語を披露してくださり、生徒たちは大喜びでした^^

【SGHブログ:総合学習】九州大学大橋キャンパスで電子手芸を行いました!

2015年10月30日(金)17:53

10月24日(土)の総合学習では、デザイン思考の授業が行われました。

今回の授業は九州大学大橋キャンパスにある芸術情報設計コンピュータ演習室で、電子手芸の作品づくりです。


 

前回の授業ではLEDの制御など、電子工作を簡単に楽しむ事ができるキット「Arduino(アルドゥイーノ)」について学びましたが、(文系の彼女たちでも楽しく学べました!)
この日は自分たちの考えてきたデザイン、LEDを光らせるための回路図のアイデアを元に実際に作品をつくります。


 

↑クリスマスツリーの電飾をモチーフにしたようです


最初にコーディネーターの久保山さんから授業の流れの説明や、
「作品作りを通して、今後の可能性を考える。」という目標の確認が行われ、ファブラボ太宰府 ファブマスターの中澤さんから材料などの説明があり、いざ作品を作り始めます。


 

自分たちのアイデアに合いそうなLEDを選んでいます。
カラフルでかわいいLEDは3Dプリンタで作ったものだそう。だから、LEDからデザインして自分たちのほしいものを作るのも可能なのです。


 

まずはフェルトでデザインの土台とパーツを作ります。 パーツの大きさや縫い方などをパートナーと話し合って、分担して作っていきます。

作ったフェルトパーツの配置をどうするか、LEDをどこに置くか、九州大学のTAの先生達とも相談しながら決めていきます。

 

与えられたフェルトはわずか5色。いい材料をたくさん使うのではなく、なるべく、限られたものだけで考えて作るということも授業の中で大切にしています。
ある程度フェルトのデザインを作り終えたら今度は電気を通す糸を使って電子回路を縫っていきます。


 

 

回路の仕組みと、自分たちのイメージしたデザインを同時に考えながらの作業なので、これが結構大変です。

時間も限られているので、ArduinoでLEDを制御するためのプログラミングも同時に進めて行きます。

 
 

  

一生懸命集中して作業していると、あっという間に終わりの時間が近づいてきました。
完成していない生徒もいますが、電子回路を縫い、LEDのプログラミングが終わったペアは実際にLEDを点滅させてみました。

 

自分たちがデザインから考えて、作業した作品が形になった瞬間です。
LEDが光った瞬間はおお〜っと歓声が上がります。

 



しっかり4つのLEDが順序、長さ、速さなどなどプログラミングした通りに光っています^^

 LEDを光らせる事ができたペアの作品を、全員で見て回って、最後に今日の授業の振り返りをそれぞれふせんに書いて授業は終了です。
 
 

何を作りたいか、どう光らせたいかとアイデアを考えていた時は簡単そうに思えたことが、実際に作ってみるととても難しいと実感した生徒や、
自分のイメージ通りに上手く作れない悔しさを感じた生徒もいたようです。




反対に、自分の好きなようにアイデアを実際に形にするという実感に喜びを感じたペアも。

途中で終わってしまっているペアも多いので、完成させたら鑑賞会を開きたいと思います。

【SGHブログ:総合学習】電子工作キットのプログラミングに初挑戦しました!

2015年09月29日(火)18:22

9月26日(土)の3・4限は、九州大学の牛尼先生にお越しいただき、総合学習の授業が行われました。
この時間はちょうどオープンスクールの時間と重なり、たくさんの中学生やその保護者の方々が来校され、GCコースのSGH授業を見学していただきました。

 

Arduino(アルドゥイーノ)という初心者でも簡単に使えるマイコンボードを使って、プログラミングの練習です。
簡単で安価な電子工作キットとしてすぐに手に入るそうで、今回はArduinoを使ったデジタルものづくりの基本の授業となります。

プログラミングなんて難しそうなことできない、と不安げな彼女たち。
それもそのはず、みんな文系の女の子たちばかりなので、マシンの操作やパソコンを使ったプログラミングを得意とする人はほとんどいません。

 

それでも、秋田先生の優しいご指導のままに操作していくと、自分のsurfaceに接続することができました。
きちんと動くかどうか、この発光ダイオードを光らせてみます。

 

 

ペアで助け合って・・。
結構スムーズにできました!!!さすが、呑み込みが早い生徒たち。

 

光りました〜〜^^
英語や記号を切り貼りして実行させたい処理を書いていき、プログラミングしていきます。
どのくらい長く光らせるのか、間隔はどうするのか、スピードは、、、などなど。
九州大学の学生さん数名にティーチング・アシスタント(TA)として来ていただき、生徒たちのサポートをしていただいています。

 

Arduinoの基本的なことがだいたいわかったでしょうか。
次回は、このプログラミングを使って4つのLED電球の光らせ方をデザインしてみます。

1ペアに5色のフェルトが配られ、これを用いた電子手芸の構想を練ってくることが宿題。

 

見本を見てイメージを膨らませながら、
ブックカバーやミニドレスなど作りたいものから考えているペア、「スイーツ」「ギター」などベースとなるテーマから決めているペアなどさまざま。

はじめは不安そうだった彼女たちですが、今日も集中力は全く途切れませんでした!
1学期から少しづつものづくりの勉強が進むにつれ、「作るものを考えるって楽しい!」「ものづくりは楽しい!」と口々にいう生徒たち。
デザイン思考がもっと身近に感じられるよう、今後はステップアップしていきます。




ワークシートを利用しながらある程度の構想が出来上がったら、
今度は4つの電球をどの順番で、どのタイミングでどのように光らせたいのかデザインし、ペアごとに放課後九大のTAさんに相談することになりました。


次回は九州大学大橋キャンパスでの授業になります。
どんなオリジナル作品ができあがるか楽しみです!