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- 冬の皮膚病について
2014-03-04 09:46
福岡市中央区の皮膚科・泌尿器科 皆見医院です。
暖かい日もあり、寒い日もあるこの季節。
皆様、体調管理は大丈夫でしょうか?
皮膚でお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。
今回は、まだまだ油断できない、冬の皮膚病についてお伝えします。
冬の皮膚病
寒くなると、寒気、寒風、また冷水などのために、皮膚の働きが弱くなってきます。特に、脂腺、汗腺の働きが悪くなって、皮膚の表面の油、脂肪が少なくなり、皮膚が乾燥してかさかさになってきます。
そして、皮膚の弾力が無くなり、露出中の皮膚に割れ目を生じてきます。(ひび、あかぎれ)
ひび・あかぎれに使用できるアロンアルファ(保険外)もあります。
このため、特に冬の皮膚に対しては、油分を補うことが大切で、
ワセリン類、あるいは保湿剤としてのクリーム類を塗布することが必要です。
また、ビタミンAの内服も良く、寒さに対する抵抗力を強め、
汗腺や脂腺のはたらきを強め、荒れ肌を改善する傾向にあります。
■皮脂欠乏性湿病
皮膚の表面のつやが無くなり、油分、脂肪分が少なくなり、かさかさになり、痒みが出てきます。
特に老人の方に多いものですが、主婦の方で強い洗剤を使って食器を洗う人にもみられます。
治療としては、皮膚の表面に油分を補うために保湿剤をよく塗ることです。
皮膚科に来られるといろいろな保湿剤を用意してあります。
■アトピー性皮膚炎
寒くなると全身の皮膚が乾燥してきて、触ると極度にかさかさして、ひどく痒みを生じてきます。
たっぷりと保湿剤を塗ることが肝要です。
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