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【高1SGH:総合学習】第2回総合学習

2016年05月14日(土)11:53

5月14日(土)1・2限に行われた総合学習の様子をお伝えします。

第2回目となる今回は、
・富松潔先生(九州大学芸術工学研究院教授)
・袴着賢治先生(福岡市特区部長)
の2名のゲストの先生にお越しいただいて、「デザイン思考」「国家戦略特区福岡市の取り組み」などについて講義をしていただきました。

まずは久保山先生から今回の講義の目的と、授業で使用する付箋の使用法の確認などがありました。今回の目標は、
 1. 自分たちが住む福岡市について、その取組みや課題を自分の言葉で説明できる
 2. 今、デザイン思考という思考法が注目されている理由や背景について自分の言葉で説明できる

という2点です。

 

そして「デザイン」「ものづくり」という言葉で連想されるイメージを書き出す作業を行いました。

 




いよいよ、富松先生の講義です。


 

まずはじめに生徒が「デザイン」で連想したイメージを共有しました。インテリア、ファッション、建築、ウェブデザインなど様々なイメージを思い浮かべたようです。

講義では、「なぜデザイン思考なのか」ということを産業構造の変化や社会的な側面から学びました。デザインプロセスには分析と発想の2つがあること、日本にはイノベーションが不可欠であること、デザイン思考を学び一人ではなく複数人で考えることの重要性などについて教えて頂きました。


今後恒例となる意見・質問タイムです。手が挙がるか心配でしたが、「なぜ大量生産が終わるのか」という質問を皮切りに様々な質問が出てきました。

 

「皆で作る産業に対して、一人の天才が生み出す産業はどうなるのか」
「新しいものを作るより、既存のものを海外から購入する楽な方に流れるのではないか」
「デザイン思考が広まるために、まず教育を変えないといけないのではないか」


積極的な質問に場が活性化されました。頼もしい限りです。富松先生も丁寧に質問にお答えいただき、ありがとうございました。




続いて現在の福岡市の取り組みについて、袴着先生から講義がありました。

 

福岡の様々な良さをデータを用いて分かりやすく説明して頂きました。
世界屈指のアクセスの良さや、住みやすさが世界で12位にランキングされたこと、また若者による開業率・企業率が21大都市中で1位であること、さらには訪日旅行者の満足度も全国で最も高いことなど、私たちが普段知らない、また気付いていない多くのことを教えて頂きました。一方で福岡の学生の就職状況などの、福岡市が抱える問題点についても触れ、改めて地元福岡について深く考える機会となりました。



 

生徒も熱心にメモを取り(付箋の使用法もバッチリ?!)活発に意見の共有もできていました。今後の総合学習で調べる各自のテーマをより深めることができていたように感じています。

 

恒例の意見・質問タイムでは、
「福岡の人口が増えているが、人口が多すぎないこと住みやすさと感じている人もいる。」
「企業が発展するには優秀な人材が必要で、雇用の条件がより厳しくなるのではないか。」
「若者を増やすことも大切ですが、ファミリーを呼ぶための方策にはどのようなものがあるか。」

など様々な意見が出て、袴着先生には丁寧に答えて頂きました。

 

また、「福岡にある大学の学部学科や数が少ないのではないか」という質問に対しては、富松先生からもご意見をいただき、「福岡に大学を増やすよりも、学ぶ場所は東京や海外など限定されずに広く選択できる現状の方が良いと思う。世の中に合わせて大学も変化しており、九州大学でも新しい学部ができる。」と仰っていました。


最後に久保山先生より1年間の授業の流れに関する確認と、調べ学習をする上でのインタビュー方法の説明がありました。

 

最後に先生方へお礼の言葉を伝え、本日の授業は終了です。



先生方、本当にお忙しい中講義をしていただき感謝しております。これからの生徒の活動の大きな指針となったのではと感じております。代表生徒の言った「凄いことを学んでいる気がする。ワクワクしている。」という言葉がとても的を射ており、これからの活動がとても楽しみです。先生方にも生徒たちの成長を期待していただくとともに、またお力添えしていただけると幸いです。本日は本当にありがとうございました。


【SGHブログ】SGH活動の説明

2016年04月23日(土)19:27


4月23日(土)1・2限は、本校のSGH推進委員長による、SGH活動の具体的な説明が
ありました。


  


高校1年生に向けて、本校のSGH活動の目的やデザイン思考について、わかりやすく説明していただきました。

今後の授業計画やフィールドワークの予定も伝えられ、ワクワク感も沸いてきています。


これからの活動では全員が積極的に取り組み、そして柔軟に対応する姿勢も大事です。



説明会のあと、先週の授業の課題についてPCを使って調べました。


  


インターネットで調べるだけではなく、テーマについて話し合っているグループもありました。




テーマについて具体的に何を調べていきたいのか、なぜそのテーマについて調べていきたいと思った

のかなど、話しはどんどん膨らんでいっているようです。


「無理、できない、聞いてない・・・」は禁句!

自ら解決する力をこれから身に付けていきましょうね。



【SGHブログ:総合学習】平成28年度SGH活動始動!

2016年04月16日(土)17:35

4月16日(土)1・2限に行われた総合学習の様子をお伝えします。

福岡雙葉中学高等学校の平成28年度SGH活動が始まりました。

初回となる今回の授業は、新1年生と2年生の合同で行われました。
最初に講師をして頂く久保山宏先生の紹介です。

 

今年度の総合学習は「国家戦略特区としての福岡市を知る」というテーマのもとに様々な切り口から活動を進めていきます。今回の授業では「どんな授業でどんなことをするのか」「なぜデザイン思考を学ぶのか」ということについて講義をして頂き、授業におけるルール(思考の仕分けに付箋を使用するなど)に関する確認がありました。

 

次に、昨年度1年間SGHの活動を行った2年生から体験談のインタビューを行いました。

 

<前の人が話した以外のことを言う>というルールで2年生全員が感想を述べてくれました。

「ペーパーカッターやプログラミングなど、チャレンジする力がついた」
「普段の生活における課題などを見つけ、友達と議論するようになった」
「電子手芸が印象的だった」
「プロトタイプからのものづくりの力も身についた」
「話す相手に伝える力の大切さを知った」

など様々な経験談を堂々と発表しました。
何よりその堂々と発表できる姿に、1年前からの大きな成長や手応えが感じられますね。



その後は1学期に調べ学習を行うテーマ決めを行いました。1年生は「福岡市と関連すること」、2年生は「より世界に目を向けて」テーマ設定をする、というルールのもと、次のような手順で行いました。

まずは個人で調べたい、興味があるテーマを考えてシートに記入します。

 

次にそのシートをクラスごとの黒板に貼り付け、テーマの分類を行います。

  

クラスメイトの貼った提案シートを皆で見て…



クラス全員が名前の書かれた付箋を貼ってチーム完成!

 


様々なテーマの一部を紹介します。
 ・外国人観光客による経済効果
 ・福岡の食について
 ・女性の仕事と子育ての両立について
 ・海外から見た福岡の良い点と改善点
 ・ファッションなどの文化について

高1、2合わせて約20のチームに分かれて次週より本格的な調べ学習を行います。
そしてゴールは1年生は寸劇による発表、2年生はショートムービーによる発表です。今からどんな内容になるのか、とても楽しみです。


今年度は1年生と2年生の2学年に活動がまたがるため、カテゴリーを作成しました。
昨年度どのよう活動が行われたかも調べやすくなっていますので、ぜひご覧になってみて下さい。



【SGHブログ】九州大学と共催!グローバルシンポジウム

2016年03月15日(火)12:46

3月5日(土)に開かれたシンポジウムの報告です。

 

高大連携、グローバル人材育成のため、九州大学と福岡雙葉学園の共催で開かれました。
27年度の本校SGH活動のご報告も兼ねています。
場所は、九州大学西新プラザをお借りしました!


 

GCコースの生徒たちは朝から集合し、会場の準備に取り掛かっています。
こちらは、1年間のフィールドワークをまとめたポスターを掲示する係ですね。
お越しいただいた方々が見やすいよう、工夫しています。

 

シンポジウムが行われるホール近辺では、案内の打ち合わせや下見をしています。

 

生徒たちも初めて利用する施設ですが、お手洗いの場所や案内するお席を覚えています。
発表の生徒たちはマイクテストも!まだかなり緊張しています。

 

受付係の生徒たちは、先生たちに受付の手順を教えてもらっていました。
早くに来てくださった関係者の先生方にもごあいさつ。
「いつもありがとうございます。今日はよろしくお願いします!」

 

 

会場の準備が整い、午後からいよいよ来場者の方々がお見えになります。
生徒たちが総出でお出迎え、卒業式を終えたばかりの高3がお手伝いに来てくれたこともあって、受付はとてもスムーズでした!

 

司会は、同じく卒業したばかりの高3!
練習する時間もなかったのに、堂々とした立派な司会です^^

 

開会式は、福岡雙葉学園の麻生泰理事長と、九州大学の久保千春総長による主催者挨拶からはじまりました。

 

麻生理事長は、本校の教育理念の根底に流れるカトリックの精神がSGH活動にも十分に影響を与えているはずであるということから、GCコースの生徒たちへの期待を語られました。

久保総長からは、九州大学が行っている学内での英語教育・国際基準の教育システムの導入や平成30年に新たに開設する学部についてのお話をいただきました。
また、本校のSGH活動についても、学校だけではなく社会の側からの意見をいただき、社会が求める人材の育成についてお互いのニーズをすり合わせていくことに、このシンポジウムの大きな意義があると話されていました。

福岡市長の高島宗一郎氏も駆けつけてくださり、生徒たちに熱い激励のメッセージをくださいます。

 

また、文部科学省からは小林万里子初等中等教育局国際教育課長が来賓としてご出席。



福岡雙葉の取り組みについて嬉しいコメントをいただけたほか、生徒たちの卒業後の期待についてもお話くださいました。

第1部は「グローバル人材育成に向けての取り組み」についての報告です。

はじめに九州大学の緒方一夫副学長より、九州大学の取り組みをご紹介いただきました。
九大に来ている留学生の多さ、留学システムのこと、「留学したい」と思っている学生たちの現状やそれらを全力でバックアップしている体制・・など、日本トップクラスのすばらしい取り組みについて貴重な情報を得ることができました。

続いて、福岡雙葉中学高等学校における、平成27年度のSGH活動の報告。


 

生徒と教員より1年間の概要報告を行い、その後、西山校長より自己評価・分析を行いました。
あわせて、文部科学省が官民協働で行っている「トビタテ!留学JAPAN」事業の高校1期生として、アメリカとコスタリカに留学した生徒の体験報告も。


 

生徒たちの発表はすべて完璧な英語!
スライドも手作りし、この日のために練習してきた様子に会場からは期待のまなざしと大きな拍手が送られていました。


 

校長の分析の中には、最近のGCコース生徒たちのアンケート結果も発表されました。
SGH活動を「大変有意義」と感じている生徒、「将来は社会に貢献できる人材になりたい」という意欲のある生徒の割合や伸び率は数字にも表れていました。
まだまだ1年生、これからが本当に楽しみです。


 

コーヒーブレイクをはさみ、第2部は「高大連携によるグローバル人材育成」と題したパネルディスカッションです。

<パネリスト>

比治山大学学長・SGH企画評価会議協力者長 二宮皓氏
九州経済連合会会長/福岡雙葉学園理事長 麻生泰氏
福岡市特区部長 袴着賢治氏
九州大学副学長 緒方一夫氏
九州大学芸術工学研究院教授 富松潔氏
福岡雙葉中学高等学校SGH推進委員長 吉岡由美子


 

二宮氏は、「フラット化する世界」「創造性の新時代」において必要とされる力は何か、社会ではリーダーとして汎用的な能力が問われていること、好奇心を持つことの大切さについて話されました。

麻生氏は、第1部に引き続いて日本人のコミュニケーション能力の低さや、
語学力だけではなく、カトリックのスピリットとしての思いやりや感謝、人のためにという気持ちを持って伸びてもらいたいと語られます。


 

袴着氏には、SGH授業のゲストスピーカーとしてお越しいただいたことがありますが、
今回も福岡市が日本のゲートウェイとなるための施策、スタートアップ(起業)しやすい制度づくり、英語ができる中学生日本一を目指していることなどをお話しくださいました。


イノベーションに適した環境が日本には不可欠であると話されたのは、富松氏も同じでした。

 

コーディネーターとしてNHK解説委員の早川信夫氏にお越しいただき、いよいよ意見交換です。
向かって右側にはなんと、パネリストの皆さまに混じって高校1年生GCコースの生徒2名も参加させていただきました!


 

ディスカッションでは、本当に多くの話題について深い議論が交わされました。

・大学に入るための力(=従来の学力)だけではなく、大学に入って伸びるための力(=新しい「汎用力」)が必要である
・ものごとを悲観的・批判的にとらえる力も身につけてもらいたい
・この活動を組織の中でどう浸透・拡充させていくか
・SGH活動で身につけた力を大学側は、入試でどう評価していくのか課題
など


 

後半はやはり、学力向上との結びつきや評価のことが話題に。
SGH活動で成果をあげた生徒、偏差値でははかれない伸びを学校・大学がどう評価していくべきか。
代表の2名の生徒が正直な思いを語る場面もあれば、九州大学の先生方への率直な質問もたくさん飛び出しました。

コーディネーターの早川氏から「せっかくなので・・」と会場へもマイクが向けられると、待っていましたとGCコースの生徒たちが十名ほど挙手!!


 

「福岡市がグローバルリーダーであふれたらどんな都市になるでしょうか?」
「女性グローバルリーダーというが、女性の力とはどのような部分ですか?」
「大人も学ぶことが大切な気がしますが、大人も学べますか?」


 

 

パネリストの方々だけではなく、会場にお越しのみなさまが生徒の質問にお答えくださいました。

最後には、九州大学の山縣由美子理事より生徒たちへ
「今やっていることは絶対に無駄にならないので、安心してこのままがんばってください」と力強いメッセージをいただき、生徒たちは大きくうなずいていました。



 

シンポジウムがすべて終わり、みんなでお見送り。
私たちのために、ありがとうございましたという気持ちを込めて・・。


 

 

片づけが一段落した頃、麻生理事長先生を囲んで何を?!とのぞいてみると、
パネルディスカッションの中では時間がなくてできなかったという質問をしていました。

最後に、先生方とお話しする機会が!


 

今日のお褒めの言葉をいただいたほか、将来のことも相談にのっていただけました。


 



このような素晴らしい機会をいただけたことに感謝し、来年度も頑張ってまいります。
関わってくださってすべてのみなさまに感謝申し上げます。

【SGHブログ:総合学習】プレゼンテーションの実践!

2016年02月15日(月)12:30

2月6日(土)3・4限に行われた総合学習の様子をお伝えします。

この時間は前回に引き続き、ゲストに九州大学大学院芸術工学研究院画像設計学科の脇山真治先生をお迎えし、スピーチの機会を活用するためのプレゼンテーション演習を行いました!

 

みんな何やらすごい顔・・・。
ふざけているのではありません。これは、脇山先生版の表情筋と滑舌のトレーニングを教えていただいているところなのです。

 

顔まわりにはたくさんの種類の筋肉があるそうで、豊かな表情を作ることでメッセージを伝えるときの説得力をサポートしてくれるのだとか。
「過剰な表情づくりは聞き手を不快にさせてしまいますが、表情筋を鍛えることで表情にゆとりが生まれます」と脇山先生。
みんなも必死です!

 

「あ」は口も目も大きく、最大限に開く!
「う」は顔のすべてが鼻の頭に集まるように!
とっても楽しそうですよね^^

 

 

だんだんスピードアップ、レベルアップしていきます。
「あごが痛いよ〜〜〜!」

 

さて、ここからが実践です。
前回の授業では、あらゆる機会をプレゼンテーションの実践の場と考えましょうというお話でしたね。
今回はクラスの代表5名(全員立候補でした!すばらしい!)が、脇山先生から事前に与えられた課題を発表していきます。

 

課題は、「自己紹介をする」です。ただし、
.好薀ぅ匹錬泳腓里澆悩遒襪海
▲廛譽璽鵑亙で行うこと
という条件が与えられました。

 

 

自分の名前の由来や自分の好きなこと、特技と織り交ぜて紹介したり、
名前をあいうえお作文にしてユニークなフレーズを考えたり・・。難しい条件の中、工夫を凝らした様子がよく伝わってきます。


 

脇山先生は、時間を測りながらひとりひとりのプレゼンについてコメントをくださいます。

時間をきっちり守っていくこと、条件をクリアしてくことは本当に大切。
そして、何よりも一番よくわかっているはずの「自分」についてプレゼンをする、自己紹介をするのだから。覚えてもらうための工夫や見やすさ、キャッチ‐な部分も必要なのですね。


 

ふだんから一緒に過ごしているクラスメイトたちの自己紹介とあって、一生懸命ながらも笑いにあふれたとても素敵な雰囲気のなか、授業は進みます。

脇山先生からいきなり「はい、ちょっと準備が済むまでつないでいてね」とマイクを渡され、スピーチが始まる!さあ、何を話そう?
こんな場面にも対応できるようになりたいものですよね。

次の実践は、「私はカメラマン」。


 

スクリーンに映し出された1枚の写真を、カメラマンになりきってスピーチしていきます。
理解力、即興力、語彙力、ユーモアのセンス・・・さまざまな能力が一瞬にして試されます!が、みんなとっても上手!!

 

九大の先生方からは「うちの学生でもこんなにできないかも・・!」なんて嬉しいお言葉を。

その後も「キーワードスピーチ」などでプレゼン力の鍛え方をみっちり教えていただきました。これで日々の生活の中でも友達とゲーム感覚で、プレゼンテーションの実践ができますね。


 

最後はグループになってシェアとまとめの時間。

 

 

1年間SGHの授業を受けて来て、もうほとんどサポートなしで進められます。
グループも固定はせず毎回臨機応変に、リーダーたちもたくさん育ってきました。


 

 

この日もいきいきとSGHの授業を楽しみ、存分に吸収した生徒たちでした。

【SGHブログ:総合学習】プレゼンテーションについて学びました

2016年02月12日(金)12:29

1月23日(土)の3.4限、総合学習の授業の様子をご報告します。
この時間は、九州大学大学院芸術工学研究院画像設計学科の脇山真治先生においで頂き、プレゼンテーションのスキルを学びました。

いつものように、先生の講義の前に生徒たちのプレゼンをご覧いただきます。

 

12月の横浜研修の記事でもお伝えしていましたが、FabLearnAsiaに参加した生徒のうち代表が、研修の様子と学んだことを写真を中心に報告していきます。

 

たくさんのメディアや研究者、大人の前で英語でプレゼンしたこと、ワークショップに参加してみて、また運営してみて分かったこと、ディナーパーティーでの出会い、ものづくりを通して人とつながることなど・・。
日々一緒に過ごしているクラスメイトたちには研修のことは多く話していたようですが、こうやってオフィシャルにまとめて報告していくことも大切にしています。

 

一生懸命メモをとりながら、質問を考えながら話をきいていますね。
FabLearnAsiaに参加されていた、九州大学の富松先生からも手が挙がり、「本当に素晴らしい学びでしたよ!」とお褒めの言葉を頂きました!

 

続いて、シンガポール研修に参加したメンバーによる報告。
こちらも代表が写真を中心にプレゼンしていきます。

 



シンガポールの雰囲気や街並み、姉妹校でのグループディスカッションの様子、働く日本人女性にインタビューした中で得たこと、心からのおもてなしを受けたこと、自分たちの英語力のなさを実感したこと・・。

短い準備期間の中、うまく伝えられていたでしょうか。

ここから、脇山先生によるご講義です。



プレゼンは最初のあいさつからすでに始まっているので、言い訳めいた冒頭などタブー。
配布資料の確認も、必ず自分で行うこと。

脇山先生は「世の中はプレゼンテーションであふれている」とおっしゃいます。
企画提案や業務報告、オリンピック誘致だけではなく、就職面接、名刺交換、謝罪会見もテレビショッピングも、プロポーズまでもがプレゼンテーションなのだと。

 

プレゼンとは総合的なパフォーマンスだということで、導入部の工夫やナンバリング・ラベリングの仕方、リハーサルの大切さなど細やかな指導が続きます。生徒たちは必死にメモをとりつつ、自分たちのプレゼンを振り返っていました。

生徒たちは書き込んだ発表原稿を手に持っていましたが、それはもはやいらないのだそう。
確かに、読んでしまいますね。
原稿を準備することよりも、メッセージを伝えるための努力のほうに時間をさくべきなのです。

 

スキルだけではなく、第一印象で好意的に思われることがいかに大きな影響を与えるかということ、視覚資料だけに頼ることなく、プレゼンの基本である「ことば」を大事にすることも教わりました。

生活のあらゆる機会をプレゼンと捉え、日ごろの授業も「この先生のプレゼンはどんなかな?」と考えながら受けることもスキルアップにつながるのだそうです。

最後に、「技術におぼれないこと。他人のプレゼンを批判的に観察すること。クラスメイトたちのプレゼンを厳しい目で見ることも大きな訓練ですよ」と脇山先生。

SGH活動に限らず、GCコースの授業では英語の時間やRWP(リサーチ、ライティング、プレゼンテーション)の時間にプレゼンを作ったり、見たり、実際にやってみるという機会を多く持ちます。
慣れてきた分、先生のご指導は身に沁みましたね!

次回は同じく脇山先生によるプレゼンテーションの演習です!



【SGHブログ:国際教養】英語を学ぶ意味と異文化理解について考えました!

2016年02月10日(水)12:28

1月23日(土)の1.2限、国際教養の授業の報告です。

この日の授業は、九州大学言語文化研究院の保田幸子先生にお越しいただき、「学ぶ意味〜私にとっての英語と異文化理解〜」というタイトルでお話ししていただきました。

 

保田先生は、ご自身の海外大学や大学院でのご経験をふまえつつ、「なぜ英語を学ぶのか」の問いに対して「当たり前」という考え方をベースにアプローチしていきます。

私たちが普段、「当たり前」と思っている文化・慣習・そして言語は、外国人にとって「当たり前」ではありません。
日本語の促音(「っ」)や長音は外国人には分かりづらかったり、日本語の特徴であるオノマトペ(擬音語や擬声語)であふれかえった表現は、外国人を困惑させたりするのだそう。

 

 

ワークシートを埋めながら近くの友達と答えを考えていきますが、
「確かに、そう言われてみれば日本語ってオノマトペだらけ!!」とびっくり。

げらげら、うろうろ、わくわく、ばたん、がしゃん、、、などなどこれらは英語ではどう表現したらいいのでしょうか?

 

知っている英単語に置き換えていきます。

ぺちゃくちゃ→talk
きらきら→twinkle
わくわく→exciting ・・・

このように擬声語や擬態語を英語で表現していくと、日本語が非常にオノマトペの発達した言語だということがわかります。そしてこれらを英語にすると、動詞で表現されることが多いのですね。面白い気づきでした!

 

言語の他にも、日本のお辞儀や衣替え、マスクの着用、自然崇拝や自動販売機と、外国人が驚く私たちにとっての「当たり前」や「常識」はたくさんありましたね。
保田先生は、「常識というのは、18歳までに身につけた、偏見のコレクションだよ」とおっしゃいました。自分以外の常識を許容できないと、人は相手を「嫌なやつだ」と思うようになってしまうのだと。

これには生徒も納得です。
「なるほど、だから高校生で留学するのと、大学生になってからとでは全然意味が違うんだね!」

 

その狭い、自分だけの常識を作らないための方法はただ一つ、「外に出て、色んな人に出会って話しをすること」!外に出ることでものの見方や角度が増える、と保田先生。

「では、外に出て、自分とは違った環境や常識・価値観にふれるにはどうしたらいいか?
ここで英語が必要になってくるのです。
もう一つの言語を身につけるということは、もう一つの見方や考え方を身につけることなのです。
もう一つの見方や考え方を身につけると、自国のこと、自分自身のことを『外の視点』から見ることができるようになります。」

 

講義の時間や質問の時間では足りなかった生徒たちが、保田先生のもとへ集まっています。

ここでも、
まだ見ぬ「人」や「文化」などに多く触れることで、「ああ、こんな人もいるんだなあ」と思うよね、そうすると自分の世界が広がって、優しくなれるよ。
英語をべらべら話すだけではだめだよ、中身がないとね。

と温かいアドバイスをたくさんくださっていました。
国際理解という言葉だけではなく、自分のものさしを見直すことのできた授業となりました。


【SGHブログ:シンガポール研修】4日目 シンガポールを満喫する一日!

2016年01月20日(水)08:38

シンガポール研修最終日、この日は観光をかねて、多国籍国家であり急速な発展をつづけるシンガポールを満喫する一日!

朝いちで、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイに到着しました。
ここは近未来をテーマにした植物園ですが、二つの大きなドームは空調が完備されていて、暑いシンガポールの中でも涼しく楽しめると大人気なのだそうです。

 

さすが女の子たち。
綺麗なお花と写真を撮って遊んでいました!珍しいものもいっぱいあって飽きないようです^^

 

 

天井がガラス張りのフラワー・ドームの中には、500種類以上の植物たちが。
涼しく広々とした空間に色とりどりのお花たち、癒されます。

 

 

こちらのドームには入ってすぐに大きな滝があって、ミストに包まれながら世界中の植物を観察できます。

 

巨木をイメージしたスーパーツリー・グローブの上の吊り橋を渡れば、空中散歩を楽しめました♪
森の中にいるかのような写真がたくさん撮れて、こちらも楽しみました!

次は前夜にもショッピングとナイトショーに訪れた、マリーナ・ベイ・サンズの屋上へ。

 

サンズ・スカイ・パークは目が開けていられないほどの眩しさ!!眩しすぎて長居はできません・・が、風景とここでも写真撮影を楽しんで♩

 

マリーナ・ベイの中で涼むことにしたら・・
生徒が素敵なスイーツを発見していました!

 

おやつにデニッシュやスコーンを購入していましたよ^^
生徒たちも毎日のように眺め、シンガポールの有名スポットであるここマリーナ・ベイ・サンズは、ショッピングモールやホテルだけでなく、ミュージアム、シアター、カジノなども集まっている超大型の複合施設なのです。

お腹がすいた頃、生徒たちも楽しみにしていた最後のランチ!

 

日本旅行の(シンガポール通)添乗員さんがおすすめするチキンライスを食べました。
先日食べたものもとってもおいしかったのですが、こちらはチキンが蒸してあり、ソースもまた少し違っていて、みんなでおいしくいただきました〜!!日本人好みの味です。

またまたバスで移動。

 チャイナタウンを通って、、

シンガポールにはたくさんの異国ストリートがあります。チャイナタウン、リトル・インディアなども魅力的ですが、今回観光に選んだのはアラブ・ストリートです。

 

自然豊かな街並みの中に、シンガポール最大のモスク、サルタン・モスクが現れました。

 

1928年に造られたモスクで、金色に輝くドームが素敵です。
内部を見学しようとしたのですが、この日はちょうど金曜日とあって、礼拝に訪れている方がぎっしり詰めかけていました。
男性しか入れないのですね。

 

女性は外で待っています。
モスクの中に入りきれなかった人が外にもあふれていました。
内部を見学することができる時間もあるようです。

礼拝が終わった頃、お土産のお店が次々と開店。お店の方々も礼拝に行かれていたのですね。

 

この周辺は移住してきたイスラム教徒が多く暮らすエリアだそうで、安価なお土産や女性に人気のアクセサリーや香水瓶ショップも立ち並びます。プラナカン(中国系の入植者がマレー系女性と結婚した家庭)文化の食器や雑貨も多くあり、生徒たちがだいすきなかわいいものに溢れたストリートでもありました。

 

おみやげに香水瓶を選んでいます。やさしいお店の方におまけもいただいてラッキー!
しばしアラブへの旅を楽しみました。


そこからまたバスで移動し、シンガポール・フライヤーに乗ります。

 

高さ165mの世界最大級観覧車は、ガラス張りのカプセルになっています。10人以上で乗っても広すぎるくらいの空間から、市内の風景を一望できます。

 

この4日間、ずっと好天に恵まれ、体調不良やけがもなく楽しくすごすことができた旅行を振り返りつつ、景色と写真撮影を楽しむ生徒たち。
観覧車は30分かけて1周しましたよ。予約をすれば、観覧車の中で特別なディナーもいただけるそうです^^

 

マリーナ・ベイ・サンズやマーライオン・パークの修理中マーライオンもじっくり眺められます。

そしていよいよ最後の観光、近郊まで足をのばしてナイトサファリへ。

 

このワニはオブジェ!よくできてるでしょ?

 

外がまだ明るいうちに早めの夕食。周囲には日本人観光客ばかり!

ナイトサファリは夜だけオープンする動物園で、野生のままのようなトラやサイ、珍しい種類の動物をたくさん観察することができました!トラムに乗って40分でまわりましたが、真っ暗で写真は全く撮れませんでした〜。

 ゆっくりおみやげも買えて満足!

名残惜しさでいっぱいになりながら空港に着くと、なんとトアパヨ校の先生がたくさんのお菓子やフルーツを持ってお見送りに来てくださいました。この旅をずっとサポートしてくださった卒業生の長村さんも。

「深夜発だから入ったあとにお腹がすくでしょう?みんなで仲良くシェアしてね!」と先生。
シンガポールの伝統的なお菓子や、先日生徒たちが喜んで食べていたフルーツ、また雙葉の先生用にとお土産まで持たせていただき、、生徒共々感動です。

 

その後もぎりぎりまでお見送りしてくださり、シンガポールのみなさまのホスピタリティー精神に改めて感激しました。

次、福岡に来られた際にはぜひおもてなししたい!という気持ちでいっぱいの生徒たち、涙を流しながらお別れをしてシンガポールを後にしました。



この後、翌日の1月9日(土)の朝に福岡空港に到着し、自分たちの置かれた状況に感謝したところでこのシンガポール研修は終了。
この経験は、またクラスメイトたちにたくさんお話ししてくださいね。

【SGHブログ:シンガポール研修】3日目 シンガポールで働く日本人女性にインタビュー!

2016年01月12日(火)00:37

シンガポール研修3日目、もう一つの研修の目的である、日本人女性へのインタビューの日の報告です。

 

朝からシンガポールの日本人会へ!
とてもきれいな建物で、中の図書館にも案内していただきました。日本の新聞や雑誌もたくさん置いています。
この日はこの日本人会の一室をお借りして、シンガポールでファッション系の会社を企業された植山伸子さんにお話を伺います。

 

このような形でお話しをされるのは初めてだという伸子さん、生徒たちのためにとても丁寧な準備をしてくださり、たくさんの写真をみせてくださりながらご自身のことやシンガポールのことを熱心に語ってくださいます。

 

そのやわらかく優しい雰囲気と、行動力のあるエピソードに生徒は惹きつけられっぱなしでした!
質問する手がいつまでも挙がり続けます・・^^

 

シンガポール人の旦那様とご結婚され、お子様を育てながら仕事をされる中で、シンガポールの女性が活躍している背景がよくわかりましたね。

生徒たちの感想レポートには、
シンガポールが企業しやすい国であること、
男性には兵役があるため、仕事の地位でいうと女性のほうが優位な場面もあり、対等に仕事ができること、
メイドの出稼ぎを雇うのが一般的で母親だけに育児の負担がいくことはほとんどないことなどから
「日本はまだまだ、働く女性にとっての環境が十分でないと痛感した」というものが多くありました。

 

思わず、引率教員もこぞって質問させていただきました。
伸子さん、素敵なお話を本当にありがとうございました!

 

日本人会の中にあるレストランでお食事。
こちらは本校の卒業生でシンガポール在住の長村さんも一緒に、生徒たちにとっては久しぶりの(?)うれしい日本食を堪能しました。

次は移動して、日本が誇る企業の一つ、キヤノン シンガポールへ。

 

たくさんの日系企業のビルが立ち並び、大きな建物の中ロビーで待つ間も楽しみで仕方がない様子の生徒たち。

 



キヤノンのネームタグに大喜び!そしれロビーで写真を撮っていただきました。
まだ新しくなったばかりの社内の、とっておきのお部屋に案内していただき、ここでインタビュー開始です。

 

 

こんなに見晴らしのいい会議室!

 

 

粟根さんと木津さんのお二人が、2つのグループに分かれて自由にインタビューさせてくださいました。
キヤノンのことはもちろん、担当されているお仕事のこと、日本人女性がシンガポールで働くことや、シンガポールでの暮らしなどなど・・。
将来海外での勤務を考えている生徒たちにとってこの上ないチャンスです。

 

お二人の素敵なお人柄に助けられ、生徒たちは時間ぎりぎりまで熱心に質問をしていました。
こんなに熱心だなんて!とうれしいお褒めの言葉もいただきました^^

その後、社内のすみずみまで丁寧にご案内くださった担当の福光さん、本当にありがとうございます!
社員のみなさんがお仕事をされているスペースも、リラックスされるスペースも、最新のカメラやコピー機のブースも・・・
写真はありませんが、「とっても素敵な企業!」
「私もここで働きたい!」と生徒たちは口々に言っておりました♪

そしてなんと、帰り際にはロビーで撮った集合写真のプレゼント!

 

デジタル化が進んでも、こうやって生の写真をもらうことの喜びは変わらないですよね!
キヤノンシンガポール様、ありがとうございました。ぜひ、次回もよろしくお願いいたします。

続いて、バスで向かった先はシンガポールの有名リゾート地、セントーサ島!



シャングリラ ラサ・セントーサというリゾートホテルで働く日本人女性を訪ねました。

 

笑顔の素敵な、木村美穂さんが迎えてくださいました。
太陽の日差しがまぶしく、まさに南国リゾート気分満点のホテル!プールを眺めたり客室を案内していただいたりしました。
とっても丁寧な説明に感激。

 

「このホテルにはバスタブがある!」
「ここに泊まりたい!!」
(私たちの宿泊しているところにはシャワーのみでしたので・・)

 

プールを抜けるとそこにはプライベートビーチが広がっていました!

 

 

ひととおりはしゃいで、一時のリゾート気分を味わいました。

 暑い中、記念撮影にもお付き合いいただきました♪

涼しいホテルの中へ移動して、インタビュー開始。 
ホテルを見学しながら、あるいは木村さんの説明を聞きながらスマホやしおりにメモしておいたことを確認しつつ、ここでも生徒たちからは途絶えることなく質問が続きました。

 

「どうして海外のホテルで働こうと思われたのですか?」
「日本人スタッフとして大切にしていることはありますか?」
「クレームの対処法ってどのようにしていますか?」
「英語の勉強はどうしていましたか?」
「英語の他に勉強している言語はありますか?」
「日本にも今、海外からの観光客が増えてきて木村さんのような方が重宝されると思うのですが、日本へ戻って働こうとは思いませんか?」

 

木村さんはその一つずつに本当に丁寧に、心からの言葉でこたえてくださいます。
「今は韓国語を一生懸命勉強していますよ!何歳からでも遅くないけど、早くに始めるに越したことはない!」

どこどこの国のお客様にはこうする、というおもてなしの心はたくさんあっても、クレーム対処のときはお客様がどこの国の人でも大事にしていることは同じなのだそう。

「話がこじれてどうにもならなくなった時には、人(担当者)を変える。場所を変える。時間を変える。そして話は必ず最後まで聞きます。これらを心を込めてすることで、必ずお客様の気持ちはしずまっていきますよ。接客業の基本かもしれないけど、みんなも試してみてね!」とにっこり話される姿に生徒は尊敬の眼差しを向けていました。

最後には、「日本に帰って働きたいという気持ちももちろんあるけれど、ここでは『その他大勢のスタッフ』ではなく、『一人の日本人スタッフ』としての働き方ができるんです」
「今は目の前の勉強を本当に一生懸命にがんばってね」とおっしゃってくださいました。

 

生徒たちの感想によると、グローバルな場面で活躍する力だけではなく、日本人としての誇りも両方大切にしながら働くことがとてもかっこよく見えたのだそうです。

3か所の企業訪問は、シンガポールで働くこともそうですが、女性が自分らしくきらきらと働く姿を間近に感じることができたよい研修となりましたね。充実感に満ちた生徒たちですが、帰りにセントーサ島のマーライオン(お父さんマーライオンです!口の部分が展望台になっています)を見ることもできました。

 夕食はシンガポール風中華のバイキング!

今日はもう疲れたかな・・と思いきや、まだまだ元気!
初日からずっと眺めていたマリーナベイ・サンズの中へ入って、大好きなショッピングの時間です。

 

中の一部は大きなショッピングモールになっています。限られた時間でしたが生徒たちは狙いをしっかり定めてお買い物ができたようです。
シンガポールのお土産として有名な紅茶専門店TWGは、マリーナベイ・サンズの中に2店舗ありました。

 

日が暮れたところでマリーナベイの外に集合!

 

きれいな夜景と光と音、噴水の素敵なナイトショーを楽しんで、3日目の行程すべて終了です。
ラスト1日は、お楽しみがたくさん残っています!

【SGHブログ:シンガポール研修】2日目 姉妹校を訪問!

2016年01月12日(火)00:34

シンガポール研修2日目、
この日は研修の大きな目的の一つめ「姉妹校を訪問する日」です。


 

まだあたりが暗い中、ホテルを出発。
7時前だというのに高速道路や学校の前の道路は結構な渋滞です。そして、この時点ですでにかなりの暑さ!
湿度も高く、汗をかきながら歩いて行きます。


 

↑「トアパヨ」というのが地名ですが、私たち雙葉学園の姉妹校がここCHIJトアパヨ校です。
同じ、幼きイエス会が設立の母体となっており、他にもシンガポールにはたくさんの姉妹校が存在していますが、トアパヨ校やセントニコラス校、カトン校などとは今年度も交流を行っています。

 

もちろん女子校。きれいな校舎です・・!
そしてもちろん校章のデザインもおなじ。よく見ると国によってモチーフの一部が少し違っていておもしろいのです。


 

やっと明るくなりはじめたころ、生徒たちが集まってきました。
外で朝礼があるようです。


 

シンガポールの生徒たちは基本的にみんな地べたに座ります。しかもあぐらをかいて・・。
日本では「お行儀が悪い!」といわれてしまうところですね。
生徒たちは戸惑いますが、ここは郷に習えということで同じように地面に座ってみています。やはりちょっとぎこちないですね。


 

そして朝礼の中で紹介していただきました!
みんなで前に出て、代表の生徒が1名英語でごあいさつ。


 

とても緊張したようですが、今回の研修の目的や自分たちが調べてきたこと、昨日シンガポールに到着して驚いたことなどを話すことができました。

 

緊張がとけたあとは一気にお腹が減って(?!)、食堂で朝ごはんです。
私たちのお世話をしてくださっている、ジョセフィーヌ先生がみんなの朝食を準備してくださいました。
食堂は朝早くから開いていて、シンガポールの生徒たちにはmilo(ミロ)という日本の飲み物や日替わりの日本食(この日はオムライスでした)が大人気だそうです。


 

一般的な朝食のプレートをごちそうしていただきました。とても美味しいです!
校内を少し散策して、ジョセフィーヌ先生によるオリエンテーション。
当たり前ですが、学校では全てが英語です。


 

 

幼きイエス会についてや、ニコラ・バレ神父様のこと、トアパヨ校が設立されるまでのいきさつや姉妹校のつながり、シスター方の苦労など、日本で教えて頂いたことの復習もあれば、新しく学ぶこともたくさんありました。

生徒たちは必死に英語を聞き取りながら、ジョセフィーヌ先生の質問に答えていきます。
シンガポールから見るとまた少し違った歴史として学習できることが興味深いですね。


 とても真剣な表情。

このあとは休憩をとって、トアパヨ校のTシャツに着替えて現地の生徒たちと合流!
いよいよ、交流の時間です♪


 

実は、生徒たちは事前にペアでテーマを決め、シンガポールについて英語でディスカッションするための調べ学習をしてきました。
シンガポールの歴史や食べ物、教育、観光、通貨、独特の法律、空港、ファッション・・・本当にさまざまですが、どれも彼女たちが興味のあることです。


 

スライドなどの資料を作成して、用意してきたテーマについて議論していきます。
興味のある内容だからこそ、がんばって英語に挑戦できています!
トアパヨ校の生徒たちは、「自分たちのことを調べてきてくれた」ことが本当にうれしいようで、身を乗り出して耳を傾けてくれます。
おかげですぐに場の雰囲気が出来上がります。


 

自分たちのミニプレゼンに対し、即座に
「ここは本当は違うよ〜!」
「実はこんなこともあるよ〜!」
とリアクションが返ってくることが嬉しい様子。


 

トアパヨ校の生徒たちはとても優秀で、普段から英語を使ってのコミュニケーションに慣れているというだけではなく、議論や会話が途切れないように話題をつないでくれます。

 

生徒たちは、「わたしたちが英語につまると助け船を出してくれたり、途切れそうになるとすぐ『By the way〜』といって話題を提供してくれたり、あいづちをうつだけじゃないところが本当にすごい!」と感激していました。

これは、日本語でも、大人でも難しいことですよね。
とても大切な経験です!


 

 

ここでも途絶えることのない集中力。困った時はジョセフィーヌ先生に手助けしてもらうこともできました。
中華系、インド系、マレー系・・・他にも様々な人種が、言語も文化も融合しあって生活していることを学校の中でも体験させていただけました。


 

日本のお菓子や興味のあるアーティストの話で大盛り上がり!
1時間があっという間だったようですね^^

この後、生徒たちはトアパヨ校の生徒たちに連れられ、「間食の休憩」のために学食でおしゃべりと軽食を楽しみ、理科の授業へ参加したようです。

ランチの時間。
またも、ジョセフィーヌ先生が地元で有名なチキンライスを用意してくださっていました。


 

シンガポールに来たら絶対にはずせないフードといえば、このチキンライス。
ローカルな食事ですが、チキンがとてもやわらかく、しょうゆベースのタレとちょっと辛いソースがごはんとよく合い、みんなでおいしくいただきました!

「さっきの間食時間にトアパヨの生徒につられてたくさん食べてしまった!」という生徒もいたのですが(笑)、それでも食べられてしまうくらいの美味しさ。

「ぜひ経験させたくて」と、シンガポールの甘いグァバやパインなどのフルーツもたくさん準備してくださり、
シンガポールのみなさんやトアパヨ校の先生方、生徒たちのホスピタリティーに感激しっぱなしの私たち。


 

午後からはSec.1(1年生)のオリエンテーションに参加してみました。
トアパヨの先生方から「この校章も素敵ね!見せて」と声をかけられています。

シンガポールは1月が年度の始まりなので、新入生はまだ入学して数日です。
日本と違って入学式などはありませんが、オリエンテーションには先輩も出席し、このあといくつかのグループに分かれて指導していくそうです。


 

午前中一緒にすごした生徒たちと会うことが出来ました!

 

ぜひ来年は、トアパヨ校にもっと長く滞在できるようなプログラムで来てね、と固く約束をしました。
生徒たちも、もっと一緒に過ごしたかった〜とぶつぶつ。


 

 

校内をまた少し見て回って、クラスの友人たちに見せるための写真もたくさん撮って・・。
女子校ってやっぱりいいなあ〜!なんてつぶやきも。


 

おみやげにトアパヨ校のグッズも頂きました♪
何から何まで本当にありがとうございます。これはエコバッグです!


 

今度こそ生徒たちとさようならをして、またSec.1のオリエンテーションに同行します。

 

バスで到着したのは、Chijmes(チャイムス)という修道院。

 

 

1854年に建立された修道院の回廊やチャペルの空間を、レストランやバーとして活用しています。
街並みも施設もとにかくきれいなシンガポール。
ここのチャペルの美しいステンドグラスに心が癒やされます。


 

 



生徒たちは1日中英語漬け、しかも33℃の気温と高い湿度に体力を奪われちょっぴり疲れ気味でしたが
最後までオリエンテーションを一緒に過ごしました。
気になったことはその場でノートかスマホのメモに写真とともに記録、あとで調べます。


 

夕食はこの日も円卓を囲んでの中華でしたが、昨日とは違う今度は肉料理の中華でした。

 

日本人好みに味付けされたボリューム満点のごはんを堪能し、またエネルギーをチャージできました!