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【SGH:鎌倉研修1日目】FAB合宿初日!モデリング講習とアイデア出し

2016年08月18日(木)13:58

8月17日(水)〜19日(金)の3日間、高1・2年GCコースの10名が鎌倉研修へ参加しました!
1日目の様子をご報告します。


 

お盆あけすぐの17日早朝から出発!
心配された台風の影響もなく、無事、全員羽田空港に到着しました。そして鎌倉へ直行。


 

鎌倉駅のホームの真ん前!という最高の立地の「ホテルニューカマクラ」さんに、今年はお世話になります。
荷物を預かっていただきに寄ると、そのレトロで素敵な雰囲気に生徒たちも大喜び^^

大正時代、芥川龍之介と岡本かの子が出会ったのもこの場所だとか。最近ではCMや映画のロケ地にもなっているホテル、さすが鎌倉です。


 

少し外を歩くと汗だくになってしまう暑さでしたが、生徒たちは元気に鎌倉の街並みを散策。
観光客でにぎわう小町通りや鎌倉駅周辺の雰囲気を味わいました。

今話題のあのドラマのロケ地もたくさん発見しましたね。


 

 

着いたばかりですがお土産のチェックにも余念なし!
鎌倉研修は観光が目的ではないので、少しのフリータイムを有効に使っています♩


 

 

かわいらしい雑貨や鎌倉スイーツ、おしゃれなカフェをたくさん眺めたあとは、いよいよセッションスタート!
鎌倉駅からすぐの場所にあるFabLab鎌倉が、研修の場所です。
昨年度は6人でお邪魔しましたが、今年は10人。お隣のフリースペースも使って2日間のFab合宿です。


 

FabLab鎌倉は日本で最初にできたFabLab(ファブラボ)です。
本校のSGH活動ではおなじみのFabLabは、世界中に存在し、市民が自由に機械を使ってものづくりを行うことができる場所です。
自分が作りたいものを「ほぼなんでも」作ることができます。FabLab太宰府やTech Park天神など、福岡にもあります♩


 

GCコースの生徒たちはSGHデザイン思考を学ぶなかで、頭のなかにあることをカタチにしていくという作業、学習を繰り返し行っているのです。

 

今年度の鎌倉研修では「鎌倉で外国人一家のおもてなしをする」ことを目的に、レーザーカッターや3Dプリンタなどを使いながら、鎌倉という土地をいかしながらアイデアをかたちにしていきます。

*ちなみに、昨年は「雙葉グッズの提案・製作」がミッションでした!詳しくは昨年のブログをご覧ください*
 

 

FabLabについてや研修のスケジュールについて説明していただいたところで、モデリング講習開始。
スタッフのみなさんが丁寧に教えてくださいます。


 

今年も一人一台のsurfaceを持ってきました。
事前にそれぞれUdemyというモデリング講座も受講してきたので、基本的な部分はサクサクできていてびっくり。
引率教員のほうがおいていかれています・・。みんなすごい!しかも楽しそう!


 

今や、子どもたちに人気の習い事トップ3に「プログラミング」がランクインしたり、授業で取り入れる学校も増えたりするなど身近になってきました。
文系理系の区別なく学べる大学や分野が増えてきて、「難しい」よりも、最先端の学びができている「喜び」のほうが大きいのでしょうね。


 

平面の作図をするインクスケープというソフトの基本操作を習得していきますが・・。
ハートの作図が難しい!(引率教員もやってみましたが、生徒よりも下手でした)
でも、これが書けるとできることが増える〜〜〜っと奮闘中。


 

 

友達や先輩のデータを確認しながら、思い思いに動かしていきます。
「みてー!できた!」
「教えて!」
「これだけでもアイデアがたくさん浮かんでくるー!」


 

平面ができたら、次は立体をモデリングしてみましょう。

 

Udemyを受講して、「コップは簡単にできました!」と言っていた生徒たち。
円錐を作って、中をくりぬいて、取っ手をくっつけて、いらない部分をなくして、カドにやすりをかけてなめらかにして・・。
と、難なくこなしていました・・。恐るべき10代の学習能力ですね。


 

彼女たちは決してプログラミングの専門の授業を履修しているわけでも、理系ばかりの生徒たちでもありません。機械そのものに興味があるわけでもないのです。
それでも、「作りたい」という思いがあればできてしまうのが女の子なのだそうです。
 

 

図形をくるっと回転させて作ることもマスター。
ここで問題。


 

教員は早々にお手上げ。
さあ、たった2つの作業だけでこの形状を作るにはどうしたらいいのでしょう・・。
作ってみていいですか?と真剣な表情で考えはじめました。


 

 

一人でわからないときはみんなで考える!
何も言われなくても自然に教えあい、知恵を出し合います。
この鎌倉研修に参加しているのは高2が4名と高1が6名。PCの扱いにも慣れている高2と発想の大胆な高1が協力して学びあっていましたよ。

そして無事正解を出すことができました✨

ここでモデリングのセッションは終了。
ここからは2日目の夜に開催するおもてなしパーティ(FAB DINNER PARTY!)のためのアイデア出しです。


 

まずは全体でコンセプトの共有。高2がリーダーシップを発揮しています。
明日は、Mattさんという研究者ご一家をお招きして、生徒たちが空間と料理のプロデュースと製作を行い、おもてなしします。

「日本の夏を感じてもらいたいから、金魚や花火のモチーフはどう?」
「小さな子どもたちが喜ぶような、お弁当箱スタイルは?」
「鎌倉の雰囲気や日本文化も出していきたい!」


 

なんとなくイメージをシェアしたところで、グループごとにアイデア出し。
福岡で事前に、それぞれの特性やリーダーシップを考えながら、
料理班、デザート班、デコレーション・とりまとめ班の3つのグループに分かれていました。


 

どこのグループにもスタッフの方についていただき、アイデアが形になるかどうかの見極めや買い出しの準備、機械を動かしたり料理を作ったりするところまでサポートしていただけます。

福岡雙葉のSGH研修のためだけの特別プログラム!ありがたいです。


 

そろそろ日も傾きかけ・・
みんなの集中力もなくなる頃。

・・と思いきや、まだまだフル回転!
なにかをデザインするって、本当に頭の使う作業です。しかも、それがチームで共有しながら、だれかのためにするものとなれば、一層考えることは複雑です。


 

グループのリーダーが進捗状況を報告しあいますが、ここで
「そのメニュー、全部つくれる?」
「料理とデザートと空間に一貫性がないと!少しずれてきてる!」
「もう一度精選しなきゃ」
と課題がわんさか。


 

 

サポートしてくださるスタッフのみなさんやFabLab鎌倉代表の渡辺ゆうかさんからアドバイスが。

料理でおもてなしをするときに大事な要素「旬のものを使う」ということや、日本の重要な文化で世界遺産でもある「和食の味、だしの味」を大切にしましょう。
そして、アイデアがあふれ出るのはいいことだけれど、時間内に間に合わせることは必至。
ホストとしての役割・責任も今一度よく考えよう。


 

ここでもう一度練り直し!
明日は朝いちで早速買い出しに行ったり機械を動かしたりできるように、必要な材料のリストアップや使える木材・アクリル板などの確認をしています。


 

デザート班は3Dプリンタで食品の抜型を作るようです。こちらは手書きとインクスケープでデザイン中!
デコレーション班はちょうちんと書の融合かな?


 

スマホでサンプルを検索して、定規で大きさをイメージして、照明のデザインを考えているようです。



2日目は製作に取り掛かります!
この日は湘南の海の家まで歩いておいしい夕食を食べました。
スタッフのみなさまのご配慮で花火までさせていただいたのです♩
ありがとうございました!!

鎌倉研修の様子は、Facebookにも更新しています。
「福岡ふたばSGH」で検索してみてくださいね!

【SGH:デジタル講習】ファブラボ太宰府

2016年08月05日(金)17:17


8月1日(月)2日(火)に行われたファブラボ太宰府での研修についてお伝えします。




2日間に分けてファブラボ太宰府を訪れ、最新のデジタル工作機械などを見学しました。また、今回はLEDライトを用いた電子手芸のワークショップに参加し、実際に刺繍をしてそれぞれで作品を制作しました。
最初に、スタッフの方々にファブラボについての説明をして頂きました。

 

 

ファブラボとは3Dプリンタやカッティングマシンなどの様々な機械を備えた施設で、誰でも必要に応じてそれらを使用できるというのが特徴的です。より身近にものづくりができるようになる社会を目指していて運営されています。ファブラボ太宰府はホームセンターであるGOODAYが運営母体となっているので、素材や廃材などが充実しています。
電子手芸のワークショップやサマースクールなどのイベントも頻繁に開催されているので、興味がある方は是非ホームページでご覧になられて下さい。

先日ペーパーカッターやデジタルミシンの講習を受けていた生徒は、より専門的で高度な機械を紹介して頂き、熱心に見学していました。3Dプリンタは実物を初めて見て、どのような仕組みで作られていくのかを知ることができました。

 


そして今回のメインの活動となる電子手芸の時間です。


今回はフェルトと電池,LEDとそのカバーをパーツごとに選んで光バッジを作ります。

 

そしてLEDと電池の繋げ方を教えてもらい、LEDが実際に光るように電子回路を縫っていきます。

 

そして最後にシールフェルトでかわいく飾りつけをしていきます。

 

そして完成した作品がこちら!!

 

 

クールに仕上がった作品や、キュートに仕上がった作品。テーマ性を持たせた作品など、様々な作品ができあがりました。このように知識や経験がなくても、手軽にオリジナリティーのある作品が作れるのがファブラボの魅力です。



ものづくりがこんなに身近な場所で自分たちでも作れることを実感できた1日となりました。2学期以降の総合学習でも、この経験をいかして活動できるといいですね。

お世話になったスタッフの方々、とても丁寧に教えて頂いて、どうもありがとうございました!
Make Share Learn の精神を少しずつグループ学習に取り入れていければと思います。


    

以上でFablab太宰府での研修報告を終わります。

生徒の皆さんは、総合学習・国際教養の夏休みの宿題をお忘れなく!
充実した夏休みを送ってくださいね。

【SGH:デジタル講習】高校2年生によるデジタル講習

2016年07月29日(金)09:24


7月25日(月)〜27日(水)に行なわれたデジタル講習の様子をお伝えします。

夏期補習の放課後を利用して、高校2年生はペーパカッターやデジタルミシンの

使い方を1年生にレクチャーしてくれました。


  

  

1年生もsurfaceの扱いにも慣れてきたようです。それぞれが好きなキャラクターや文字を装飾したり

して、オリジナルのシールを作成しました。


  

こちらはデジタルミシンです。複雑な刺繍も機械の手にかかればあっという間に出来上がり、

少し興奮気味です。

  





この講習で生徒たちは、自分たちがデザインしたものが形にできることを体感できました。

今後のSGH活動にこのスキルが役立つことでしょう。

また、2年生は授業や修学旅行の準備、様々な活動と同時進行でこの講座の準備をしてくれました。

本当にありがとうございました。GCコースの生徒は、自分たちの得たスキルを快くシェアできますね。



次回のSGHブログは、Fablab太宰府研修の様子をお伝えします。

【SGH:サンフランシスコ研修】CIL&UCバークレー見学

2016年07月26日(火)12:25


SGHサンフランシスコ研修6日目(7月22日)の活動の様子をお伝えします。

本日のメインとなる活動はCIL(Center for Independent Living)への訪問と、UCバークレーの見学です。昨日の充実したアクティビティーを経て疲れが見えるかと思いきや、まだまだ生徒たちは元気です。


本日の移動はこちらに来て初となる電車(BART)での移動です。

 

 

目的地のAshbyに到着し、駅と隣接しているCenter for Independent Livingにたどり着きました。

 


最初に案内をしていただくRebecaさんから施設の歴史や説明が行われました。


 

CIL(Center for Independent Living)は日本では「自立生活センター」と訳されており、障がい者が生きやすい地域社会にするための取り組みを積極的に行う施設です。最も大きな特徴は、障がい当事者が主人公であり、その所長も理事長も障がい者が担っているという点にあります。

サンフランシスコでの障がい者の支援の仕方など様々なことを説明していただく中で、
「日本とサンフランシスコでのバリアフリーの相違点には何か気づいた?」
など質問が適宜入り、専門知識はないものの、生徒たちは昨日のアクティビティーの経験を生かして積極的に答えていました。

 


それから施設自体を見学し、また施設で働く方を紹介していただきました。

パソコンを始めとする仕事で用いる道具の配置はとても工夫しているそうです。車椅子や盲ろう者、視覚障がいや聴覚障がいなど障がいにも様々な種類があるため、個々にあった形で仕事をするための場所が整備されています。

 

またこちらの方は車椅子で生活をしていますが、技術開発をしており組み立てて簡単に既存の車椅子に取り付けられる装置を開発されたとのことです。組み立てるだけで、簡単な電動バイクのようになり、坂が多いサンフランシスコではとても役にたつそうです。

 

また車椅子バスケットボール用の車椅子を体験させてもらいました。通常の車椅子よりはるかに軽く、初めて乗ってもすぐに馴染んで移動することができました。

 

 

 

施設内は完全バリアフリーになっています。車椅子の方のため、ドアを開閉するためのボタンは足元にも設置され、階段も全てスロープのような形態になっています。CILは障がい者の聖地とも呼ばれているそうで、日本からも年間1000人も見学者が来るそうです。

 

お忙しい中案内をしていただいてありがとうございました。
日本に持ち帰って、アメリカとの比較や日本の制度を詳しく調べ、学校内で共有していきたいと思います。

 


そしてまたBARTを利用して隣の駅、Downtown Berkleyに移動します。

昼食をとり、いよいよ大学の方へ移動していきます。
UCバークレーは正式名称が「カリフォルニア大学UCバークレー校」と言い、アメリカの州立大学です。カリフォルニア大学の中で最も古い歴史を持ち、2014年までに70人以上のノーベル賞受賞者を輩出しています。



正門に移動する際に、リスも何匹も見かけました。


 

 

 

建物やキャンパスの雰囲気はまたスタンフォード大学とは大分異なります。ここでは、実際にUCバークレーの学生であるCOZMOさんに案内してもらい、キャンパスを見学させてもらいました。




現地の学生ということで、大学に伝わる迷信や言い伝えなど、面白おかしく教えていただきました。例えば地面にある大学のロゴが入ったマンホールは、バークレーの学生は成績が下がる、という言い伝えのため絶対に踏まないそうです。また、夏場にスプリンクラーがまかれている広場で4回ゴロゴロと転がると、成績が上がるジンクスがあり、それをしている人をよく見かけるようです。

 

また驚いたのは施設内の図書館の数の多さです。各学問の系統別に図書館が建てられており、単純な図書の利用というよりは、学生が勉強するための自習の場として数多く建てられているようです。10以上ある図書館の中で、一般の人でも入れる図書館にお邪魔しました。


 

 

中に入ってその作りにびっくり!
広いスペースに落ち着いた雰囲気。これは勉強もはかどりそうですね。試験前には図書館の席取りが激化するようです。またこの図書館の入り口にある女性の顔の像は、入るときと出るときに目を合わせると、知恵を授けてくれる迷信があるらしいです。

 

左の写真はアメリカンフットボールのコーチを以前されていた方の銅像のようです。
UCバークレーとスタンフォードは様々なジャンルでお互いにライバル視している歴史が今なお続いているようで、中でもアメリカンフットボールの例年の試合は最高に盛り上がるようです。スタンフォードのパーカーを着ていた生徒は、COZMOさんから厳しく叱られていました。

また右の写真はノーベル賞を受賞した人専用の駐車場です。奥に一台止まっていましたが、COZMOさん曰く疑わしいとのことでした。

 

こちらは建築学部の建物のようです。バークレー生は建築学部なのに最も建物がかっこ悪いと酷評しているようですが、とても伝統的で建築学部らしい雰囲気は感じられました。

 

その他にも様々なものを紹介していただきました。
特にバークレーは学生運動が盛んに行われていたようで、非常にリベラルな気質が今でも受け継がれており、月に1回ほど今でもデモ行進が学生によって行われているようです。

このように現地の学生ならではの様々な情報を教えていただきました。COZMOさんに
「バークレーに入るためにどのような努力をしてきましたか?」
と質問をすると、
・勉強は当然。高校でも常に上位だった。
・スポーツは空手やテコンドーなどをずっと続けていた。
・ボランティアにも参加し、高校時代には100回程度は活動に参加した。
など、さらっと凄い活動歴が披露されました。さすがに生徒も驚き、UCバークレーに合格することがどれだけ難関なのか、ということを感じさせられました。この出会いもきっと生徒にとっては刺激になったはずです。COZMOさん、どうもありがとうございました。

 

さて、以上でアクティビティーは全て終了です。
ホテルに荷物を取りに戻る途中でVIAの石田先生と合流し食事をした後で、記念撮影。



そして帰路へと向かいます。

空港まで石田先生にお見送りしていただき、本当に至れり尽くせりでありがとうございました。プログラムを通して、その活動自体もさることながら、様々な「出会い」に最も価値があったように感じています。ポジティブな「出会い」から、生徒たちは(教員を含め)刺激を受け、成長につなげることができました。

VIAのスタッフの方々、またISAKの生徒や大学生たち、またこの研修のプログラムに様々な助言をいただいた大学の先生方、全ての方々に感謝の意を持って、サンフランシスコの研修報告を終えさせていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。


福岡に戻ると、永田教頭を始めとして、保護者の方々にお出迎えしていただき、生徒たちもホッとした表情でした。

 

生徒たちは様々な経験を通して本当に成長していました。このblogでその成長をお伝えできたという自信はないのですが、ぜひたくさん話を聞いていただいて、その成長を感じていただけると幸いです。

また生徒の皆さんは、帰ってきてからの活動で感じたことや学んだことを「共有する」までが、ミッションです。そういう意味ではここからが始まりです。学んだことを風化させてしまわないよう、活動を何度も何度も反芻してもらいたいと思います。サンフランシスコの余韻に浸りながら、どのようなことを共有するか、考えておいて下さいね。

以上で終わります。ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


【SGH:サンフランシスコ研修】VIA主催ワークショップ参加(後半)

2016年07月22日(金)17:54


GHサンフランシスコ研修5日目(7月21日)の活動の後半の様子をお伝えします。

後半の活動は、小さいグループに分かれてサンフランシスコを探索するところから始まります。スタンフォード大学でもやったミッションゲームで、様々なミッションが書かれたプリントと地図をもとに、生徒とVIAの参加者とで各3人のグループを作り、街を探索します。一人では歩きにくい場所にも訪れ、少し緊張感を持って活動したようでした。

 


ミッションの一部を紹介します。

(左)平和や環境に関する本を図書館で探すミッション
(右)見たことのない植物に触ってくるミッション
 


(左)指定された場所で写真を撮るミッション
(右)木に抱きついた写真を撮るミッション

 

戻った生徒たちの表情はとても充実しており、まだ少し馴染めていなかった学生とも笑顔で話せるようになっていました。

 

  


それから全体でプレゼンテーションをしながら共有します。
「〜に訪れた」「〜のタスクをクリアした」
ということを中心に、撮った写真を一枚に集約し、サンフランシスコで驚いたことや、印象に残ったことを発表していきました。質問の時間もあり、一生懸命英語で対応していました。

 

 

  


そのあとの夕食では、雙葉生だけでなく積極的に他の学生と食べに行き、さらに国際交流を図れたようです。昼食前後からすると、緊張もずっと溶け、行動や会話にもそれらが見える機会が多くありました。



そして夕食後最後のアクティビティーです。

最後の活動は、「Storytelling」です。

ストーリーテリングとは和訳すると読み聞かせ。伝えたい思いを印象的な体験談やエピソードを引用することで、聞き手に印象付ける手法のことです。プレゼンテーションの方法や、組織改革の求心力を高める目的で活用される機会が増えているようです。





まずは列になってペアを作ります。
そして、五感から連想される思い出を交互に伝えます。


 

視覚(写真)から連想される思い出



嗅覚(クッキー)から連想される思い出

 

触覚(絵を描く筆)から連想される思い出

 

などなど。
また、与えられたテーマに沿ってお互いの思い出を交互に伝えます。例えば
・過去の失敗について連想される思い出
・今までに挑戦したことに関する思い出
・お勧めしたいお気に入りの場所に関する思い出
などについて、ペアを替えながら意見を交わします。


 

 

 

 


そして一通り終わった後で、共有します。記憶について様々なディスカッションをし、これらを踏まえて自分のストーリーを相手に伝えることの重要性について、グループで話し合います。話し合ったことは、お馴染みの付箋を利用して模造紙に貼っていきます。

 

 


 

そしてグループごとに発表します。ここでも様々な意見が出ました。
ストーリーテリングをすることによって、
・お互いの信頼を深めるために有効
・関係性(友人、家族、同僚)を向上するために有効
・自分の考えに自信を持つために有効

など。日本語でも説明や解釈が難しいテーマに対して一生懸命取り組み、自分の意見や話し合ったことのアウトプットに努めている姿はとても印象的でした。

 


以上が本日の活動報告です。

8時30分に終了予定だったのですが、結局終わったのは9時30分!生徒もとても疲れた様子でしたが、それ以上に達成感や満足感を感じている様子でした。本当にお疲れさまです。

ここでのプログラムは、あくまで英語を用いることではなくその先に行くこと。VIAのプログラムの一部を体験することで、共感する力やストーリーテリングの手法を学ぶことができました。また何より英語を母国語とする学生たちとのワークショップということで、日本ではなかなかできないことができたと強く感じています。

これぞSGH活動!というサンフランシスコ研修の集大成とも言える活動となりました。
本日のプログラムに参加させていただいた、石田先生を初めとするVIAのスタッフの方々、本当にありがとうございました。活動の経験は生徒たちの財産となると確信しています。

また他の学生方もありがとうございました。生徒たちと同世代の学生がどのようなことを感じ、どのような主義主張ができるのか、最高の刺激をいただけたと感じています。

 

いよいよ最後の活動に近づいています。6日目の活動は、
・Center for Independent Living(自立生活センター)訪問
・カリフォルニア大学 UCバークレー校 訪問
がメインとなります。最後まで学びの多い研修となることを期待して、本日の活動報告とさせていただきます。




【SGH:サンフランシスコ研修】VIA主催ワークショップ参加(前半)

2016年07月22日(金)17:24

SGHサンフランシスコ研修5日目(7月21日)の活動の様子をお伝えします。

本日のメインイベントは、VIA(Volunteer in Asia)主催のワークショップへの参加です。事前に知らされているのは、
・Empathy workshop
・Changemakers mindset
・Social InnovaTOUR
・Storytelling workshop
と栞に書いてあるだけです。具体的にどんな内容なのか、話す相手はどんな人なのか事前に知らされることなく会場に移動しました。勿論生徒たちはとても緊張しています。

会場につくと、既に共同でワークショップを行う団体がいました。日本人の大学生2名と、ISAKという軽井沢にある全寮制のインターナショナルスクールの高校生4名がいました。お互いに簡単に自己紹介を済ませましたが、生徒たちは思うように英語で自己紹介できず困惑していました。


 


さて、ワークショップ最初の活動です。
生徒たちはランダムに3色のいずれかの星型のカードを渡され、条件に従って
「職業」「住居」「食事」
を決定していきます。カードの色によって就ける職業が変わったり、住居は複数人で済んだりと節約しながらお金を貯めていくゲームです。


 

 

 

順々と繰り返し、最終的にお金が最も貯まったことを競います。
タイムアップとなり、優勝者と準優勝者は福岡雙葉生でした!


 

さて、ここまで何も分からずに活動をしていましたが、種明かしの時間です。

 

これはサンフランシスコのホームレスに関するアクティビティーだったのです。
最初に渡された星には、緑が白人、赤が黒人またはヒスパニック、そして青がそれ以外のホームレスを指しています。そしてお金が貯まった人は、共通して緑の星を持っていました。

そうした背景から、サンフランシスコの格差や貧困の問題に焦点を当てて、ちょっとしたディスカッションを行います。外から見ていても緊張の度合いが分かります。


 

 



それから、グループに分かれてSPENTという30日間ホームレス生活をバーチャル体験するゲームを、PCを用いて行いました。

 

 

全財産が1,000ドル、という状況から仕事や住居選び、また子供の教育、医療費などの様々な問題を複数の選択肢から選んで進めていきます。30日間を生き残れるか、というゲームなのですが、倫理観を揺さぶるような質問も多く、
「子供がけがをしたが、病院に連れていくか」
「目の前に10$紙幣が落ちているが、拾うか」
など、「実際の自分なら」というのと「ホームレスだったら」というジレンマに悩まされながら選択していました。グループで選択肢を話し合いながら進行していましたが、30日間生き残れたグループは1グループしかありませんでした。(SPENTで検索すると全て英語のホームページが出てきます)


そこからまた少しディスカッションをして、貧困について考えを深めます。グループごとに話し合って感じたことを発表しましたが、生徒は緊張してほとんど手が上がらず、自信をなくしている様子でした。

 

このアクティビティーは共感をテーマとしており、
「もし自分がホームレスの立場だったら」
という共感を大切にすることを目的とされていました。「共感」は最近の思考の中で非常に重要で、企業における商品やサービスの開発でも特に重要視されています。もちろんSGH活動の中で学んでいるデザイン思考でも、そのStep1が共感(Empathize)でした。スタンフォード大学を訪れたときにも、石田先生からホームレスに関する共
感の話がありましたね。何か問題解決をしようとする際に、今後も共感力を意識して活用して欲しいです。



さて、意気消沈の昼食を迎えます。昼食の様子は、「まるでお通夜のようだった」と言われましたが…もちろん、ここで凹んで終わる雙葉生、メンバーではありません。


午後は「部屋の前の広場に、枕カバーをもって集合」という??なミッションからスタートです。集合が完了すると、枕カバーで目隠しをして、一列に並びます。何が起きるのか予測できないまま、部屋に入ります。

 

 

実は部屋の中は椅子とひもを用いた迷路にしてありました。そして目隠しの状態で、手探りだけでゴールを目指す、というゲーム。

 


手探りなので、生徒同士でぶつかったり、ひもの位置が分からなくなったりと混乱します。そこで、アナウンス。
「If you need help, please raise your hand.」
そして少しずつ迷路をクリアしていく生徒がでてきました。


 

残り3人、2人、1人と減っていき、最後の1人に皆で

「If you need help, please raise your hand!」


 

お分かりでしょうか。手をあげたら迷路クリアというゲームで、最初からゴールがあった訳ではなかったのです。このアクティビティーは、「答えのない問題や課題を解決していくときに、人の力を借りることも選択肢の一つである」ということを示唆しています。

ディスカッションの際には、「絶対自分でクリアする!」という気持ちをもって手を上げなかった生徒も多く、実体験として人に助けを求めるチームの重要性を感じられたようです。


 


少し休憩を挟みましたが、少し慣れてきたのか生徒から積極的にISAKの生徒に話しかける姿が見られました。会話の能力や表現力にたとえ自信がなくても、積極的に話しかける姿には成長の兆しをとても感じることができました。

 


さて、ここからさらに盛り上がってくるのですが、本日の内容があまりにも濃すぎて一日で書ききれる量ではありません。大変申し訳ないのですが、後半編をまた日を改めて紹介させて頂ければと思います。



明日のプログラムは2本立てで、
「障がいを持った方への自立生活を支援する施設訪問」
「UC Berkeley訪問」
となっております。このプログラムが終われば研修内容のすべてを終えたことになります。まだ本日の内容を書き終えてないのですが、生徒は信じられないぐらい元気です。最後の研修まで学ぶ姿勢を保って、締めくくりとしていきたいと思います。以上です。


【SGH:サンフランシスコ研修】サンフランシスコへ移動&観光

2016年07月21日(木)21:15

SGHサンフランシスコ研修4日目(7月20日)の活動の様子をお伝えします。

先日blog内でお伝えしたように、本日は移動と観光の1日です。
最初は石田先生の「どこか行きたい場所はないですか?」とい質問に、生徒から「本屋」と「スーパーマーケット」というリクエストが出ましたので、早速出発しました。


生徒たちはアメリカの本屋さんに大興奮し、様々な本や文具からお気に入りを見つけようと一生懸命に。あっという間に時間が経ちました。


 

 


絵本や好きなファンタジー小説、お洒落な文房具などを購入。中でも広島や長崎への原爆をテーマとした本を購入した生徒もおり、貴重な視点にとても感心ました。

続いてスーパーマーケットです。
アメリカ西海岸を中心に展開しているTrader Joe’sに連れて行って頂きました。日本でもエコバッグが流行しています。オーガニックのスーパーでオリジナル商品が多く、ここでもお菓子や調味料、食品などを見てお土産を購入しました。


 


さて、これからサンフランシスコ都市部への移動です。

街並みがガラッと変わりまた気温も5°程低いということで、生徒はやや緊張気味の様子でした。サンフランシスコは世界でも治安のよい安全な都市と言われていますが、地区によっては立ち入らないほうが良い地区もいくつかあります。生徒が一人で出歩くことはないのですが、石田先生より地図を用いた注意確認が行われました。


 

 




さて、昼食を終え美術館組とショッピング組の2つに分かれて1時間ほど行動しました。
ここでは美術館について、生徒の撮った写真で説明します。

今回訪れた美術館は、サンフランシスコ近代美術館(通称SFMoMA)であり、近代美術専門の美術館です。20世紀の芸術作品のみを展示しており、聞いたことのある作者の作品も数多くありました。


 
 アンリ・マティス『帽子の女』      サルバドール・ダリ
  フォーヴィスムの代表作家     シュルレアリスムの画家の代表

 
   ルネ・マグリット『身の回りの品』            
アンディー・ウォーホル
     シュルレアリスムの画家          マリリンモンローの絵をたくさん残した




それから合流して、サンフランシスコで最も有名なゴールデンゲートブリッジを目指します。路線バスのバス停に向けて歩いていたら、これまた有名なユニオンスクエアを経由しました。サンフランシスコの中心とも言える広場で、とても和やかな雰囲気です。

 

 

とても有名なハートのオブジェの写真を撮って、いざゴールデンゲートブリッジに出発です。

バスを乗り継いで目的地へ向かいます。アメリカのバス停の名前は、通りの名前に由来するものばかりなので、通りの名前が書いてある地図だけで、たどり着けます。



ゴールデンゲートブリッジは、長さ2042mのゴールデンゲート海峡に吊るされている橋で、サンフランシスコの町と、北側のマリン・カウンティを結んでいます。


 

サンフランシスコとカリフォルニアのシンボルであるゴールデンゲートブリッジは、多くの観光客で賑わっていました。またジョギングやサイクリングをしている人も多く、これもまたアメリカ西海岸の象徴であるように感じました。



最後に訪れたのが、観光名所であるフィッシャーマンズ・ワーフです。元々は漁師や魚屋が集まる埠頭であったようですが、今ではそれに加えてレストランをはじめとする様々な店舗が並びます。海風が心地よく、観光にはとても良い気候です。

 

 


夕食に、サンフランシスコで名物のクラムチャウダーを食べました。とても大きなパンをくり抜いて、その中にクラムチャウダーが入っています。とてもおいしいのは良いのですが、パンのサイズが巨大過ぎて、とても全てを食べる前提で作られてはないようでした。

店内も趣向を凝らしており、クラムチャウダーを食べるためのパンが大きな銀色のかごに入れられ、コンベアで店中を移動します。店員さんも観光客に慣れていて、とても感じが良かったです。


 

 

以上で4日目の活動報告を終えます。

明日はいよいよ英語を用いたワークショップです。
 「専門的なディスカッションだったらどうしよう…」
 「他の参加者はみな英語圏の人かな…」
など、悩む声も少し聞こえてきましたが、それもこれも蓋を開けてからのお楽しみですね。積極的に参加できるよう、明日も応援していきたいと思います。


【SGH:サンフランシスコ研修】シリコンバレー見学

2016年07月20日(水)16:29

SGHサンフランシスコ研修3日目(7月19日)の活動の様子をお伝えします。

本日のメインとなる活動はシリコンバレーの企業見学です。サンフランシスコを拠点とする超大手の企業地を見学し、それぞれの地で石田先生に解説を加えて頂きました。

(1) Intel ミュージアム 
まずは半導体素子メーカーであるインテルのミュージアムに訪れました。  

 

インテルがどのように始まったか、その歴史を振り返りマイクロプロセッサーの仕組みや技術などについて学びました。また初期のパソコンがどのようなものであったか、そしてコンピューターで用いられる2進法の考え方、伝導体と非伝導体とその中間である半導体の性質など、体験して分かる展示が数多くありました。

 

 

とても印象的であったのが、ムーアの法則です。 「集積回路上のトランジスタ数(CPUの性能)は1.5年ごとに倍になる」 1965年にゴードン・ムーアが論文で提唱したものであり、約50年間実際に倍になってCPUは進化してきたそうです。これは指数関数的に増えることを意味するので、いかに技術革新が進んだかということを実感させられます。

また創業者であるロバート・ノイスの言葉も印象的でした。  

 

“Don’t be encumbered by history. Go off and do something wonderful.”  
(過去にとらわれてはいけない。そこから離れて、何か素晴らしいことを始めよう)

The Mayor of Silicon Valley と呼ばれた人物であるロバート・ノイスの技術革新への想いがとても込められているように感じます。


(2) Apple本社 
続いてAppleの本社です。iPhoneやiPodTouchを使用している生徒も多く、本社の雰囲気を楽しみに向かいました。中に入ることはできませんでしたが、広大な土地に構える本社やそこにしかないAppleShopなどを見学しました。

 

 


(3) Google 本社  
続いて午後はマウンテンビューに位置するGoogle本社からです。Googleもとても特色ある造りをしており、Googleでは室外にプールがあったり、ティラノサウルスの骨格があったりととてもユニークなでした。

 

 

石田先生の話の中にGoogleの「20%ルール」がありました。 社員に本来の業務以外の取り組みを認める手段であり、エンジニアが仕事時間の20%を与えられた仕事以外の好きなプロジェクトに使えるGoogle特有のルールです。GmailやGoogleMapなどの様々なアプリがこの試みから生まれており、Googleならではの発想と評価されているようです。

また労働環境が整っていることも、超一流企業の証なのでしょう。社食は無料で、通勤にも無料のシャトルバスが出ています。週30時間勤務をノルマとし、子育ての支援も充実しているそうです。日本ではなかなかこのような発想に至らないのですが、イノベーションを起こす一つの手段として労働環境の重要性というのを感じました。


(4) Facebook 本社
 続きましてFacebook本社です。Facebookが一般に公開されてまだ10年もたっていませんが、爆発的なヒットで今もなお注目され続け企業も成長過程です。会社の成長に伴い、本社や建物をどんどん新しくしていきますが、今回見学したのはSun Microsystemsの跡地に立ったFacebookの本社でした。建物はカラフルで凝っており、ここでも労働者が働くうえで創造力を引き出し、イノベーションを生む工夫の一つと感じることができました。


 

 


(5) シリコンバレー発祥の地  
最後にシリコンバレー発祥の地と言われるヒューレットパッカードが会社代わりに使用していた民家を見学しました。現在は普通に別の方が住まわれているらしいのですが、シリコンバレーの発祥と言われる車のガレージを一目見ようと、我々を含めた観光客が入れ代わり立ち代わりに見学していました。


 

 


今回の企業見学では、主に外から建築物や雰囲気を見ましたが、やはり百聞は一見に如かず、と強く感じました。企業を知るということだけでなく、そこから様々なことを感じ、自身が置かれる立場に還元していることがとても大切です。生徒も教員もそのスケールに圧倒されっぱなしの一日でした!

明日は、スタンフォード近郊からいよいよサンフランシスコの中心に移動して活動します。明日は唯一息抜きの観光の予定です。サンフランシスコの名所を訪れます。当然SGHblogも更新予定ですので、どうぞご覧になってください。応援よろしくお願いします。


 

【SGH:サンフランシスコ研修】スタンフォード大学見学

2016年07月19日(火)15:08

SGHサンフランシスコ研修2日目(7月18日)の活動の様子をお伝えします。
本日のメインとなる活動はスタンフォード大学におけるキャンパスツアーです。

最初に今回の研修において、最初から最後まで様々な面でお世話になるVIA(Volunteers in Asia)の石田一統先生より、ご自身の現在の活動に至るまでの経緯や、VIAがどのようなことに取り組んでいるか、またスタンフォード大学がどのような大学かの概略について説明して頂きました。

(VIAのホームページはこちら


 

話の中でとても印象的であったのが、アメリカの学生は「失敗を恐れない」という精神に溢れているということです。起業する際でも、これまでの失敗を含めた経験が評価につながり投資家の信用を得ることに繋がることもあるそうです。日頃の文化や生活の相違はもちろんありますが、そのように挑戦しやすい環境や教育現場があるということはとても素晴らしいことですね。



そしてキャンパスツアーの開始です。 まずはフーバータワーからスタンフォード大学の全貌を眺めました。


 

その際に驚かされるのは、その圧倒的な広さです。東京の山手線の内側の約半分、東京ドームにして750個分、というピンとこない広大な敷地の中に、様々な建物や研究施設が並びます。噴水や広場も多く、通りには木々が綺麗に整備されています。また約8割の学生が居住するという寮も充実しており、最高の教育環境であることがよく分かります。

 



次に様々な建物を見て回りました。

「William Gates Computer Science」 
(マイクロソフトの創始者ビル・ゲイツから命名)



「William R. Hewlett Teaching Center」      「David Packard Electrical Engineering」
(hp:ヒューレットパッカードの創始者2名からそれぞれ命名)

 

「Jerry Yang & Akiko Yamazaki Environment & Building」
(Yahoo! の創始者ジェリーヤングより命名)




卒業生だけでなく、様々な大企業から寄付を受けており、その規模の大きさや期待度の高さなどが覗えます。


そしてスタンフォードにおけるデザインの講義を受ける建物、通称D.Schoolです。


 

ここでは、SGH活動で福岡雙葉が取り組んでいるデザイン思考を様々な学科の生徒が受ける場となっています。 デザインを学ぶ場ということもあり、中は洗練されており、その場にいるだけでインスピレーションが湧いてきそうです。

 

 

 

スタジオの中も見学させて頂きました。 会議のし易さにフォーカスして、移動式の椅子やソファー、机などがたくさん整理されています。またプロトタイプをその場で作成できるよう、様々な素材が揃えられています。

 

福岡雙葉でも使い方を学んだ、付箋による思考の整理法は次の通り。

 


生徒も大学で実際に取り組まれている光景を見て、デザイン思考が最先端のイノベーションの方法論なのだと改めて気付かされたようでした。 デザイン思考により作り出された、未熟児用の寝袋やLEDライトの新たな使用法なども展示されており、プロトタイプを作るための道具も極めて充実していました。

 

 



キャンパスツアーはまだまだ続きます。 スタンフォード大学内は機能面だけでなく、様々な面で凝った造りになっています。その一つがこちら。

 


一見ただの憩いのスペースに見えますが、中央に立って話すとマイクのように音が反響するようになっており、また石でできた椅子がひそひそ声でも音を伝えるような設計になっています。不思議な経験に、生徒は驚きの声をあげていました。


またスタンフォード大学のちょうど中央部に位置する場所に、教会がありました。創設者が亡くなった際に、その妻が建てた教会で、その中の様子は圧巻でした。 緻密な設計に基づき、幻想的で神聖な雰囲気を醸し出しています。中の構造やステンドグラスなどにも驚きましたが、教会内の場がもつキリスト教の空気感を生徒たちは肌で感じ、神妙に見学していました。


 

 



さて、お昼ご飯を終え、午後の一つめの活動はミッションゲームです。紙に書かれたミッションをクリアし、ポイント集めて競うというものです。例えば、

・Find a tour group and join in. Take a picture with the tour guide.
・What’s a subject your group members like to study at school?
  Find a Stanford student who likes to study one of the same subjects and ask them why.

など、全部で16項目あります。約一時間かけて、なるべく多くのミッションをクリアし、それを競います。その様子がこちらです。(生徒が撮った写真です) フーバータワーの前で歌舞伎を演じたり、スタンフォードの学生に自転車を借りて乗ってみたり、別の団体のツアーガイドと写真を撮ったり、依頼された側は驚いたかもしれませんが、様々なミッションをどのチームもクリアしてきました。


 

そしてその後の分かち合いです。
「活動を始めたときには、どのように感じた?」
「その感じたことは活動を通してどのように変化した?」
「相手のペアに対してどのように感じた?」
といった石田先生の質問に、各グループが答えていましたが、何となくしていた活動に様々な意味が込められていました。


 


それは失敗を恐れずに話しかけたり行動したりすることの重要性です。動かなければプラスマイナス0ですが、動くことでプラスになる可能性があります。日本では失敗は恥とされますが、失敗を恐れない積極的な行動は成功に繋がることを、生徒たちは肌で感じていました。

また、チームでの活動においては自分の役割を認識し、またそれを補ってくれる他者の役割を認識することが大切です。一見仲良く活動していましたが、お互いの役割を再認識することで、活動の意義がより深まったように感じました。

優勝チームは、開始して早々に高得点の「自転車に乗らせてもらう」ミッションをクリアしたチームでした。エクセレント!

それからはGreen Library(実際には購買部のような建物)に行き、お土産をたくさん買いスタンフォード大学を後にしました。 世界ランキングでも常に最上位に位置するスタンフォード大学でのフィールドワーク。非常に充実したものになりました。現在自分たちが取り組んでいる活動と関連させたり、福岡雙葉が目指すグローバルシティズンになるための活動と関連させたり、様々な意識の活性化が行われたように感じます。

明日はシリコンバレーの見学です。今日の一日の疲れをしっかりとって、明日に臨みます!




【追伸】

現在Facebookを使用して、blogの更新状況や活動の簡単な様子をアップしております。

「福岡雙葉高等学校 sgh(スーパーグローバルハイスクール)活動」

で検索して頂き、そちらもぜひご覧になって下さい。 また本校での活動をより多くの方に見て頂きたいと考えております。ご覧になられたら「いいね!」や「コメント」「シェア」などをして頂けたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


 

 

【高SGH:国際教養】九州大学SCIKYUとの共同活動

2016年07月13日(水)19:49

7月12日(火)に行われた国際教養での活動の様子をお知らせします。

高校1年生は、2学期の国際教養の授業で九州大学の学生にお手伝いをしてもらい活動を行います。本日はその事前打合せということで、希望者を募り九州大学伊都キャンパスにて共同活動を行いました。

 

はじめに共同で活動していただく、九州大学の国際化学生委員会「SCIkyu」について、説明していただきました。SCIkyuは、九州大学の学生と教員からなる委員会で、大学の国際化や学生の国際交流に関する様々な活動を企画、提案、実施しています。学生主体となって、日本人学生と留学生の交流の促進を進めている、とてもグローバルな委員会です。


 

今回の共同活動の内容は、
「雙葉に来ている留学生向けのコンテンツを企画する」
というものです。そしてその具体的なコンテンツを2学期に製作します。

スケジュールは分刻みですが、グループでアイディアを出し合う活動が中心です。


 

 

自己紹介を終えたら、どのグループも積極的に意見交換をしていました。SCIkyuは様々な国の留学生で構成されており、基本的にはオールイングリッシュでのコミュニケーションです。生徒たちは積極的に英語で交流できていました。

最初はどのような媒体で留学生に情報を伝えるかのディスカッションを行います。



 

各班からの発表では、

 ポスター、ガイドブック、ホームページ、ショートムービー、フェイスブックのページ

など様々な意見が出ました。その中で、またどのような媒体で伝えるのが良いかを話し合います。



 

話し合いの中では、マッピングを用いながら思考の整理を行いました。



意見発表では留学生の視点で考えたグループが、ガイドブックの良さを熱弁しました。
・Webを媒体としたものよりも、学校内で活動するときに持ち運びができるものが良いこと
・手軽に扱えて今後のグループ活動でも役割分担がしやすいこと
・SCIkyuのメンバーにも協力してもらえやすい媒体であること
などなど。とても良い視点で、全体の総意の流れを変える貴重な意見でした。

最終的には多数決で決めましたが、ガイドブックを作成することになりました!



 

次に各班で出たガイドブックの項目や内容の検討に移ります。A〜Eの5つのグループで出たことを黒板に書き、それをまとめていきます。

そしてまとめた結果がこちら。



 

ガイドブックに載る内容は、

 校則、制服の着方、お祈り、校歌、部活動紹介、先生の紹介

などなど。これから総勢78名をグループに分けて項目ごとに英語のガイドブックを作成します。どのようなものが出来上がるか、とても楽しみですね。


夕方から約2時間、生徒の皆さんはよく頑張りました。とても貴重な経験ができましたね。


そしてSCIkyuの皆さん、お忙しい中本当にありがとうございました。
また2学期の共同活動でもよろしくお願いします。